「#朗読OK」を含む小説

高校三年の夏。須崎と神谷は連れ立って『夏の清姫祭り』を見物しに行く。そこで二人が見たものが『清姫の浄化の舞』　白い巫女装束に、豊潤な胸、白く輝く膨らみを弾く胸紐。健全な青少年は、…

姉が結婚するために家を出ていってしまう 脳天気な姉の姿を見るだけで苛立ってしまう私 だって私はカノジョのことが好きで。。。 朗読可能小説になってます 利用規約はいつものとおり …

大学生の僕のところに、カノジョはやってくる モラハラをやめられないカレシから逃げてくる カノジョは僕の感情に気がついてて 僕もいろんなことを分かっている こみ上げるモヤモヤを稚拙…

友達から流されるようにカレシとカノジョになった、ユウキと遥香 あるとき、二人で花見をすることになったのだけれど 実は同日、二人の共通の友人達の花見をしていて ユウキはそのことを知…

文明開化の風が吹いて早三十三年。 時代は西洋の文化を受け入れ移り行く。 しかしそんな変化を疎み、日のもとの国に固執する集団がいた。その者達は古くからこの国にある異能の力を使い、…

尚孝は学習塾の帰り、突如 異世界に召喚される。 そこは魔法を習う生徒が通う魔法学園だった！ 今夜はちょうど 収穫祭のパーティー。 「さあさあ、宴もたけなわではございますが、収穫祭…

佳奈恵は六歳で血の繋がりのない刑事に引き取られた。 どんな理由なのかは知らない。だが、佳奈恵は神宮寺が大好きだった。 玄関が開いたとたん、佳奈恵は晶に抱きついた。 可愛らしく大…

時折見る夢。 平安時代のような長い刀を左脇に差し込み、頭の冠には立派な纓が立っている殿方と、どことなく自分に似ているお姫様。 黒い艶やかな長い髪。重袿の単に、柔らかい水縹色の…

摩擦でささくれた麻糸から、白煙と焦げるにおいが立ち上った。 砂埃と汗の匂い。鼓舞するラッパと太鼓の音が、どこまでも続く砂浜に鳴り響いている。 　『大凧の糸切り合戦』 この町に…

高校時代、たった一晩、話をした少女が死んだ。 地元に久しぶりに帰省していた僕は、彼女と話した星降る夜のことを思い出す。 重度の不眠症の彼女が心を開いたのは、家に幽霊のように扱われ…

「それを受け取ってもらえたら、オジサンは最高に幸せなのだが？」 窓からは潮の匂いがしていた。 瀬戸は10歳も歳の離れた恋人を目の前に、緊張しているのを気づかれないように、そっと…

今時珍しい和風モダンの建物だった。 土間で履物を脱いだ男は、腰を引くして部屋の中を案内する。 家具は昭和を思わせるような物が多く、特に和たんすは、着物や和服を収納する衣裳盆のつ…

怖い話ってね、沢山あつめると、怖いことが起きるんだって。 それも、ただの怖い話じゃない。 アナタの近く、アナタの身の回り、そして……アナタ自身に起きたこと。 そういう怖い話を、…

厳寒の冬、冴えわたる月夜に宝石を散りばめたような星が輝いていた。 しかし、細かな雪がはらはら…はらはら…と舞っている。 今夜初めて農祭りに参加することになった朝春（ともはる）が…

短編集、オムニバス形式なので、基本的につながっていません。 私が収集した体験談が多めです。

アバターを作って楽しめるゲームで遊んでいる私は、自分で自分をレベル低いなーって思うしまうタイプ。 ある日ゲーム内で素敵な内装を見学しに言ったら、そこはカップルだらけ 敗北感を感じ…

ある町に、その国では神の御使いとよばれる魔女がやってきた。 魔女は次代の魔女を育てるために、私を指名し、私と魔女は一緒に暮らす師弟関係になった。 これは魔女と魔女見習いの、いつか…

美人オーナーが営む幽霊美容室シリーズ ある日の日常や、本編後の後日譚をショートストーリーにまとめたもの。 美と勇気の引き換えに、沢山の娯楽をご満悦してきたオーナーやセキ達。 …