「私と私」を含む小説

　私は今日も同じ夢を見る。白い部屋の夢だ。 　夢を夢だと認識して、夢で終わらないようにする。私に残された唯一の方法 　私が私でいられる場所。 　私が望んだ事が実現できる部屋。 …

どの世界にも悪い奴はいるもんだ。魔法の世界でもそれは同じこと。 ただ厄介なのは、誰も奴を裁こうとしない。 そんな腐敗した世界に変わって私、いや、私達が裁いてやる。

私自身の過去や、それによって得た現在の事。日々私が考えていること。 承認欲求の強い私は、それらを分かって欲しい。認めてほしい。 けど、私は大人だから、 分かってもらえない事だ…

異世界転生なろう系に一切興味がない。どころか、忌避すら感じる私。 そんな私が、あろうことか。

アルバイトを終えた私の携帯電話には、5件の留守番電話メッセージが残されていた。 その時、私は道端に落ちていた姉のキーホルダーを発見する。 不審に感じた私は姉に電話をかけるが、繋が…

企画モノの短編やら連載中の設定やらをドカドカと詰め込んだ、玩具箱のような世界へようこそ。 ※リレー小説企画『これが私の初夢か』に参加中です。よろしくお願いします。

自分の体を売って誰かの特別になろうとするキョウコをその日、買ったのは同じクラスメートのリンだった。 その日だけの関係、その日だけの特別。それだけで終わるはずがなくて…… 結局私た…

私の身分証には『魔法障害者』の文字が刻まれている。 端的に言えば魔法を扱うことができない。 ただ、それだけ。 それだけのことで『障害者』の括りに入れられている。 これは私の物語…

言葉というものは、傷口から滴る血液に似ている。体の内を駆け巡っている間、それらは私を構成する一要素であり、私自身ともいえるものだが、体の外に出た瞬間から、それらはもはや私の一部で…

これは、私と、私の彼との、関係性を、書いたものである。

日菜子は、月に１回くらい行く会社の浅見輝幸から声を掛けられ、２～３回デートをした。肉体関係ができそうになったときに、私は初めてなので、有馬温泉のような、ムードの有るホテルで初体験…

自分のことが好き。自分のことが嫌い。 叶えたい恋のためなら、私は……

私の可愛い愛玩動物黒田星子。 オタク趣味で孤立している残念美少女。 最近、クラスメイトの有原羽里が、星子の豊かな胸にちょっかいをかけてくる。 星子の胸を守るため、私はある計画を思…

書店に行って憂鬱になることはありませんか？探している本が一切ない書店、よくありますね。もろもろの理由から仕方がないのだと思うし、書店に本を探しに暇さえあれば行くから悪いのだと思い…

タイトル通り、私が私であることに気づく前と後の話です。

B級ホラー風の夢をよく見ます。 だいたい私は私本人ではなくオリジナルの登場人物で、だいたい逃げたり脱出したりしないと死ぬ状況におかれます。 筋書きがテンプレすぎて、自分の想像力の…

　幼馴染で親友同士の高校生、綾子と知美。二人はごく普通な当たり前の日常がずっと続くように思っていた。 しかし、ある日の塾からの帰りに知美が体調を崩し、倒れてしまう。 その時、知美…

小さな町の教会で暮らすメルと、メルの友達の物語です。 どうぞ、詳しくはお読みいただけると幸いです。 胸が苦しくなり、手が止まることもありましたが、それ以上に無事に書き終えること…