「【ふたり】」を含む小説

２０２２年７月初めのコロナ禍・第７波が始まる直前の状況を、軽いラブコメ調で振り返ります。 １万５千字程度の短編なのでさっくりとお読みください。 過去の作品の後日談にあたりますが、…

記憶喪失になってある老人施設にやって来た老婆。 誰とも心を交わすことなく過ごす彼女だが、その施設の職員である初老の男性にだけは不思議と心を開いていた。 ふたりは治療の一環として…

叶内さんはきれいな黒髪にスラっと伸びる長い脚、そのうえ成績優秀で学園の誰もが知ってるマドンナ。しかし、叶内さんはとある秘密を抱えていた。それは、叶内さんが現代に生きる吸血鬼の末裔…

やけに晴れた青空とは対照的に、それぞれの表情は曇っている。「逝っちまったな、黄島のやつ」「ああ、まさか彼が命を落とすなんて」

仲良しのふたりの絶交の話。 第四回偽物川小説大賞参加作品2作目です。

人前だとまともにしゃべれない愛莉は、ひとりでＳＮＳで歌い手として活動している。特に大きくネットで取り上げられることもなく、掃除当番していたところで、歌っているのを聞かれてしまう。…

ナイトステップ続編。 前作でサポート役だった梶山 糾（ただし）に起こる異変を、主人公である碓氷（うすい）修哉が解決しようと奮闘する日常ホラー。 本来、梶山 糾は生命力が強く、…

　ちいさい頃、三人はいつも並んで歩いていた。 　いつからだろう？　わたしだけ後ろから付いていくようになったのは。 　前をいく二人はまぶしくて、その隣にいる勇気がなくて。 　お似合…

ふたりは愛し合っていても、恋人同士にはなれなかった。 どれほどの愛情を注いでも、それは形にはならなかった。

「俺の家の隣の洋館に住んでいる同級生が謎すぎる！」番外編。 ３月上旬の午後、中学二年生の松浦は同じクラスの学級委員長、椎葉流紀とデートする。 待ち合わせ場所で彼女と合流した松浦…

遥か遠い未来、遥か遠い惑星に移り住んだ人類。 ヒトに害を及ぼす、特定の形を持たない怪物「グロテスク」を討伐する組織「ジャスティス」に所属する十八歳の青年・ツグナは、ある日初恋の少…

この国の中枢は、八つの機関から成り立っている。 法務を司る第一機関、外交を司る第二機関、財務を司る第三機関、そして、公安を司る第四機関というように。 そして近年、秘密裏に発足した…

ワケあって人狼の子と一緒に教会に暮らす若き美貌の聖職者、クリス・マクファーソン神父のもとにある日訪ねてきたのは、“魂の救済”を求める風変わりな年寄りの吸血鬼で…… アメリカ中西…

何者にもなれなかった夏、僕たちは恋をした。 叶わなかった夢、やりたくもない仕事、好きで好きでたまらなかった人、夏の夜のNetflix、冷蔵庫に入れ忘れたままの缶チューハイ、チュー…

病弱で学校に通えない日々を過ごすお嬢さま・白百合愛佳は、幼馴染に誘われ仮想現実を体験する。 愛佳がやって来たのは……銃声飛び交うFPS世界？！ スーパーヒロインが魔法の杖で弾を…

放課後の図書室にはいつもふたりきり。 ふたりの日常的な語らいをのんびり載せていきます。 一話を800字以内縛りで考えています。 色々な書き方を模索中です。 ※ストーリーライン…

小学生のとき地味で主体性がない蓮とクラスの人気もので女子みたいでキラキラしていた高倉智、二人はいつも一緒に帰る仲だった。しかしある事件をきっかけにふたりに距離ができてしまい…数年…

親友とふたり姫路旅行に出かけた先で、不思議な体験をする。腰まで長い髪の女性、あれはお菊さんにちがいない……。

　『あやややや』『うゆ～』などと極甘な口癖を多用するゆるふわ美少女な宇宙人・エレクト。 　そんな彼女と、ある取引のもと【恋愛ごっこ】をすることになった超高校級科学者・掛原尽（かけ…

「見よう見まねで乗れるようなもんじゃないぞ、自転車は」 複数の島をつなぐ橋たち。 その橋を、ふたりのバックパッカーが自転車で渡る。 ひとりは顔の怖い老人。 もうひとりはローブ…