「純文学？」を含む小説

いつだってそう。色々考えてみたって、正しさなんて分からない。やってみたって、完璧にならない。 そうこうする内に、どんどん大きくなっていく。出来るなら少し待っていて欲しい位。 （食…

　主人公の住む町は、玄関から一歩外に出ると、誰も彼もが泣いている。皆、ソレを身に纏い、叫びと涙と苦しみを外側へと放出させる。 　主人公は1日の中で、様々な人と出会い、様々なソレを…

仁美と真矢には陸上競技が強い高校からスカウトの話がいくつも来ていた。 一般入試するつもりで勉強はしていたけど、高校でももちろん陸上は続けるつもりだったし、推薦で入るのも別に悪くな…

とても短い内容なので、あらすじを読む暇があるなら本編を読んでください って感じ。

フィンディル様の自主企画「あなたの小説の方角はどちら？」のために書き下ろした掌篇小説です。 すでに一作応募させていただいているのですが、どうしても「西かつ東」という超難関な方角…

　立国宣言をすれば誰でも立国できるようになったので、わたしと彼と彼女はこの部屋に国をつくることにした。とてつもなく面倒な書類が七十八枚も必要だったけれど、わたしたちは力を合わせて…

「出ていってやるという母の言葉を僕は今まで何度聞いてきただろうか。」 いつだって母は、父一人を残し、まだ幼い僕を連れ、夜のなかを駆けてゆく。それが、あたかも冒険であるみたいに、ま…

先の大戦に出征しビルマで戦死した大叔父を、祖父の視点で描きました。大叔父が生きていれば……、と思うことはありました。この作品は詞です。 詩集として、二話以降は色々な詩を書きます。

他人との中途半端な繋がりのある孤独に、余計に傷ついてしまう「僕」 周りとの繋がりを完全にシャットアウトしようと、井戸に入ろうとする…。

いの-る【祈る】自分の力ではどうしようもない時に、神仏の力にすがって、良い事があるように、願う。（自分の身の上には良い事を、他人には悪い事が起こることを欲したのが原義）

木戸龍一はハウスメーカーを希望退職する。ほとんどリストラだ。 途方に暮れていた時に取引先である清川不動産の専務取締役である、清川真理と偶然出会う。 木戸龍一は転職するか起業するか…

彼女と彼は本当はこうであったかもしれない、むしろこうであって欲しい！　そんな姿を妄想して。 ------------------------ 藤村シシン先生のギリシャ神話講座…

かつて美術界を席巻した天才、小松崎茂の訃報から弟子の徳次郎が彼の半生を追う物語。

飛降り自殺を目の当たりにした僕は、彼女の遺書を覗くため、現場へと忍び込む。 何かが変わるかもしれないなんて、思いながら。

私立百合ヶ丘高校の放送部に所属する泉美咲は、パーソナリティに憧れながらもシャイな性格から裏方に徹していた。 ある日、七海への差別的な投稿に傷つく。 多様性について向き合う中で、美…

すべての記憶を持つ少女を語るわたし。その君はバベルの図書館の本も知っていたし、そこに存在しない本までも知っていた。

ミサト、ユキ、カナデの三人は、ホラーチャンネルを開設し、世界の曰く付きの場所を巡っている。 そんなある日、三人はとある廃村にいくことを決めた。