「棘」を含む小説

魔女の母が、国を守って亡くなったという。 気軽に「戦争の手伝いをしてくるので、家の事はよろしくね」と家を出ていったまま・・・。 魔物の森に住んで、引きこもり生活に何の不満もな…

　こんな噂があった。 　古今東西、春夏秋冬、ありとあらゆるところで見れる『桜』がある、と。その桜はそれはもう形容しがたいほど見事で美しく、見る人全ての目と心を奪う。 　それは条件…

「初めまして。僕はあなたの旦那さんの不倫相手です。」 里奈の前に、突然現れた中野海と名乗る謎の青年。彼は里奈の夫である圭太の不倫相手だという。 彼の正体は？彼の目的は？ 絡み合う…

声を頼りに、あなたと繋がっていく、夏の夜のミステリー。優しく心を冷やしていく、女達の静かな戦いの短編が、あなたのお気に召すといいのだけれど・・・・　オムニバス形式で書き手達が「夏…

卒業式の帰り道。3年間を共にした朝倉とふたり、毎日と歩いた通学路をゆく。駅に着くまでは25分。それぞれの思いを胸に、僕らの青春は終わりへと歩きだす。 ▢大学文芸部誌文化祭号202…

佐保山天はクラスでサボテンと呼ばれるぼっちのオタクだ。 砂漠で独り咲くサボテンのように棘を剥き出しにし、誰も近づくなと威嚇する社交性の欠片もない典型的なダメ人間。 そんな佐保…

・　チエコ先生（出題者） 　３６歳女性。 　ふわふわウエーブのロングヘア。 　※ちなみに、２０２１年７月現在のなずみ智子と同い年です。 ・　キクちゃん（回答者） 　１５歳少女。…

世界は幾度となく崩壊してきた。 その元凶となるのが棘の衆である その元凶を元凶になる前に消す者、陰者との戦いである

『綺麗な薔薇には棘以上に闇がある』―――。 　婚約者だけが大好きな偏愛令嬢の、愛を語る日常。 （※カクヨム、アルファポリスに掲載中）

中学生の時に抱いた恋心は未だ棘となって時計の針は進まない。 ヤマ無しオチ無しイミ無しの自分語り。 初投稿、テスト的な文章です。 登場人物 自分 その人

スカーレット=ローズ・ヴィクトリア・ルウェリン公爵令嬢は、婚約破棄されました。あちらからでしたけれど、そうなるように仕向けたのはわたくしです。というか、前世でプレイしていた乙女ゲ…

とびきり美しいきれいな顔の彼女が好きな男性のお話

漠然と有名になる事だけを目指して路上ライブを続ける主人公。 ある日、有名レーベルからのオーディションの募集を見つけ、バイトの片手間に作曲へと尽力する。 道行く人の棘のある声、バイ…

人であるアスロス、神であるルヴァ、忘れ去られし存在ヴェルグ。惑星ネスフィルの世界で入り混じる信念のぶつかり合う世界で、神ハウデンファールとスバニアの騎士ディリアは邂逅した。 切っ…

俺は女の人が好きだ。 今日も電車の人を目で追いかけ、ずっと見ていた。 すると、とある少女から胸を押しつけられ⋯⋯。

料理研究部の部長を務める摩耶は、副部長で幼なじみの由佳と「特別な」親友関係にあった。しかし、快活な後輩の美紅と触れ合ううちに、摩耶は徐々に美紅の存在を意識するようになる－－。 …

「そのモノ漆黒の鎧を纏い、クロガネの馬に跨るものなり」 黒い革ジャンに、革パンツ、棘付き肩パッドと世紀末プロテクターをキメてバイクに乗る俺はＳ字のロザリオの導きにより異世界に転…

　若き天才画家として名を馳せている佐柄竜善。佐柄が画家を辞めるという話を聞いた美大時代の同期、井川繭子は電話をかける。佐柄は、画家を辞めるに至った経緯を語り始める。 　それから…