「ホラー(？)」を含む小説

語り部の老人が死んだ―― 彼の死は、村を動揺させた。 この村には、語り部がいなくてはならない。 毎日、毎日。 噺を待つモノが、座敷牢の闇の奥で待っているのだから。 新しい語り部…

砂霧という存在を残しておくための、身勝手な物語。

死者と話すことができる。 そんな都市伝説がまことしやかに噂される中、太陽が沈む墓地には人影が伸びていた。 もう一度だけ言葉を交わしたい。 どうしても聞きたいことがある。 胸に…

僕は頭のない幽霊、神田先輩に恋をしている。そんななか神田先輩を独占しようと流した六話目の七不思議が実現しだす。

電車で実家に帰省する途中、何気なく置かれた雑誌を捲った。 そこには、●●峠に出るという鬼火の噂が紹介されていた。 その時、不思議な男が向かいに座った。その男に導かれるように窓の外…

人によって、怖いと思うシチュエーションって様々じゃないかなと思うわけです。 なので、龍宮真一が、個人的に、怖いと思うシチュエーションだけを抽出して、語ってみたいと思います。

大切な姉と妹、幼なじみが勇者の従者に選ばれた。その時から悪い予感はしていたのだ。 田舎の村に生まれ育った主人公には大切な女性達がいた。いつまでも一緒に暮らしていくのだと思っていた…

あの日のことは決して忘れない あの夏の夜の思い出が僕の宝物だ そして満月の夜 僕は⋯⋯

　新作落語風のお話です。ボロアパートに暮らす独身男、佐藤。ある日、壁におかしなものが生えて来て……。 　噺家・てやん亭 今竹松の語る怪談噺、お楽しみいただけたら幸いです。

真夜中に小説投稿サイトを見ていた「あたし」に起きる奇妙な事。 体調があまり芳しく無いので短編を書いてみました。 ホラーと言うよりも「何だかよく判らない不思議な話」です。 読んで…

不定期で投稿していく一話完結のホラーです。 どこから読んで頂いても差し支えありません。

恋人が死んでから忙しく働いてまともに生活してない透子のところに、ある日「人間の骨一式」が届く。その骨は動き出して、死んだ恋人「悠成」だと名乗るのだった。 ホラーっぽい要素はあり…

大学生の鳴海茉莉は占い師を名乗る自称社会不適合者の佐野祥悟から「極度に運勢が悪い」「その原因はアルバイト先の学習塾にある」と言われる。茉莉が担当していた不幸な少年・野崎壮一と佐野…

「きゃあああああああっっっ！？」 薄暗い校舎に甲高い悲鳴が響き渡る。 あぁ、どうしてこんなことになってしまったのだろうか…。 恐怖からか震えながら歩いていく少女を見つめ、男はこう…

オムニバスなので好きな回から読んでください。

片岡透（かたおか　とおる）、高校一年生。 彼は、大人気ホラー映画に出演していた元天才子役である。 一世を風靡した子役として有名な存在な彼は、クラスでも当然人気者である。 でも…

インターネットに潜む霊を呼び出す事ができる【電網霊媒師】の斎波ソコンと、彼の元飼い猫でスマホの中に住む【アパリションキャット】のモバ、そしてパソコンも幽霊も苦手なのに何故かソコン…

私は寒さに強い事もあり、エアコンを利用するタイミングが限られております。 もうおわかりですね？

望夢はある日、不可解な夢を見る。数日経っても頭から離れないその夢に出てきた男は、夢を見た５日後に事故で亡くなっていた。謎が深まる。未来がわかる。望夢の選ぶ未来とは。

何かが起こったらしい痕跡だけを書いていきます。