「『かけら』」を含む小説

言葉や、想像、おもいが、生まれては消えていくがらくた箱

認識と世界、妄想と現実、存在証明。そんなコンセプトで2017年夏に配布した掌編集。サイトからの転載です。

地下施設暮らしに退屈していた少年、ウィルは、ある日自分たちの住む場所の近くに、流れ星が落ちたことを知った。流れ星とは空から降る星のかけらだと聞いたウィルは、親友のメッツを誘い、星…

ある日神々廻悠太は幽霊の少女と出会う… 少女は悠太にお願いをする。 「記憶のかけらを一緒に探して！」 しかし、記憶のかけらのありかは悠太の夢の中に存在している。 悠太は記憶を取り…

魔力至上主義の異世界に聖女召喚されたものの、シズルは何の力も持たない「只人」だった。城から放り出された先の辺境伯のジークハルトと交渉の末、居場所は確保したものの、次から次へと厄介…

願いごとって、こうやってかなうんのかもしれない。 意外にそんなものなのかも。

詩、小説にならなかった物語のかけらたち

星ねこ鉄道、それは・・・ どこから来てどこへ行くのか 何日もかけて遠い大地をわたってゆく路線。 三人の乗客がいる。 トキ子は、星のかけらを探しているティーンエイジャーの女の…

俺の名前はナル。 ナルシストではなく愚者という意味だ。 もちろん偽名だが、こんな偽名を使っているのには理由がある。 おとぎ話に出てくるようなエルフみたいな長寿…

その日見た夢をかけらを書き起こしています。 異様に長い時間見ている悪夢を見る事があります。そのような状態から正常な夢を取り戻すための治療がかなわなかったので開き直って夢を記録しま…

　別れの理由はお互いを嫌いになったからとは限らない。 　お互いがベストだと納得して、後悔しないように思い出のかけらも全部処分することに決めた。 　どんな記憶だって、二度と思い出す…

きみは、悲しくならないの。 あなたは、泣きたくならないの。

当時大ヒットしたも最終回で批判殺到……そんな漫画の世界の悪役令嬢に！ 大好きな漫画の中にいる！！ そんな夢見る少女みたいな考えを高校生になった今になって奪われるなんて……。 私が…

この辛く悲しい出来事は私たち二人を紡ぐ。 この物語に入り込める人だけが涙を流す。 涙を流すことを忘れた私は、担当になった主治医。杉村将哉によって救われた。 すでに人としての心を…

あらすじ 「孤独な宇宙の旅を続ける少年ジェイド、彼は自分が何者かさえ知らない。 凍える空気の中見つけた不思議な石、 それは赤く輝き、ぬくもりがあった。やがて石はジェイドの手の中に…

　家族のために生きるということは、一方的なようでいて、その実知らないうちに相手から助けられていることでもあります。鋭い人なら、相手から伝わってくる感謝の念が、自分の心を満たしてく…

　異世界ものなんて、想像力のかけらもない、ファーストフードのような、文学にも娯楽小説にも劣る低俗な、大衆を馬鹿にした、レベルの低い、お宅丸出しの、嘔吐を禁じ得ない良いいいいいいい…

演劇の脚本になります。 菅原孝明が朝、目覚めると隣に知らない女が寝ている。 慌てて寝室からリビングに駆け込むと、黒ずくめの男女が自分のリビングで寛いでいる。 黒ずくめの男は死神…

これは演劇の脚本になります。 そこは古い喫茶店。 そのお店は、お客様がお店を選ぶのでは無く、お店の中に飾られたオルゴールがお客様を選ぶ。 時の番人としてお店を守る老女が今日、出…

【3/15発売日まで連載スタート！】 ライオール国の王女リーデリアは、ある日謎の青年に魔力を喰い尽くされて死ぬ魔法をかけら れてしまった！ 生きるためには闇魔法士アルヴァンに、…