「僕ら」を含む小説

人は皆、どこかおかしなところがあって、それが生きていく中で大きな壁になるんだ。何が正しくて何が間違っているのか、答えは無数にあり一つの明確な答えなどは無い…それだけに社会の中で生…

２０ｘｘ年の夏、主人公とその友達が、〝肝試し〟を通して始まる、学校に潜む〝怪異〟と日常の交わり、そして、日常の反対、非日常の片鱗と交錯する物語。 『灰色ノル』ってなぁに？ 高校に…

2000年頃に書いた短編というか、詩というか、七七調で読める不思議な掌編です。

僕らの日常は、案外特異すぎた。 次の話 ハーメルンの笛吹き男（次回更新）

淡く綺麗な物語を書きます。

王立図書館文書探索係の2人。今日も依頼された本を探し出すのに忙しい。 しかし、2人は図書館から出られない。図書館に来る前の記憶もない。 2人には、図書館には、どんな秘密が隠さ…

図書委員長のカタリィと図書副委員長のリンドバーグはトリ校長からの依頼で本嫌いな下級生に本を読んでもらうべく奮闘する。

いじめたのはひどかったと思ってる。 でも、こんなに不幸にする呪い、かけることないんじゃない？ 「僕らはカードを持っている」短編シリーズ第９弾です。 一話ごとでも短編として成立し…

学生仲間で起業した僕ら。だが、片思いしていた紅一点の彼女が突然会社を辞めて姿を消した。 それ以来、僕はずっと彼女のことが忘れられない……。

さて、三年目のパーティを始めよう。 KAC8「三周年」テーマ

エッセイ？詩？みたいなものです。 適当に読んでいただければ嬉しいな、と思っています。

生まれながらに与えられた特殊能力、 カードと呼ばれる力を使って生きていく世界。 そんな世界のお仕事事情。 仕事をはじめて三周年を迎えた彼女と職場の人の物語。 僕らはカードを持っ…

村瀬楓子はカフェでタブレットに向き合っていた。剣崎新を待たせながら。 出会った二人はまだ恋人同士じゃなくて。 不意に訪れる三周年を――あなたと。 ☆カクヨム3周年記念選手権【8…

第三王子ノイス・J・アルファートは２０歳の春人間兵器『ワルツ』を授かる。 『ワルツ』を引き連れ国内を巡り治安維持に努めよ。という国王の指示の元、長期遠征に向かう。 『ワルツ』は殺…

古賀優は「ひとりきり」ですらなかった。 優は孤児である。両親に捨てられ京都木屋町の人間たちと一人の女性に育てられ、同じ境遇にあった七歳年上の女の子を姉と慕っていた。小学生、中学…

「海へ行こう」 先輩は僕を車に乗せ、まだ春にもならない三月に、海へと連れて行った。 月と星の光だけが僕らを照らす中、先輩は静かな口調で話し始める。

「生きてるって、どういうことだと思う？」議論好きな研究室の同輩氏が出す問いに、僕はいつも、何度でも流されている。コールドスリープの研究を行う研究所での、少し不思議なお話。

星と月光が照らす、夜行列車の中で。 現代版・銀河鉄道の夜。 2016年に上演後、「はりこのトラの穴」にて戯曲公開、全国各地の学生によって上演され続けている作品です。 この度、小…

気付けば僕は林の中に居た。それが、夢だって分かっていた。ずっと会いたかったエレナが直ぐ側にいて、世界は僕が紡いだ物語のその先にあった。夢のなかで、僕はまた、君に逢えたんだ。 ☆…