概要
エレナにまた逢えた。夢の中で、君はとても元気そうだった。
気付けば僕は林の中に居た。それが、夢だって分かっていた。ずっと会いたかったエレナが直ぐ側にいて、世界は僕が紡いだ物語のその先にあった。夢のなかで、僕はまた、君に逢えたんだ。
☆カクヨム3周年記念選手権【7日目お題】『最高の目覚め』参加作品
☆カクヨムコン4参加作品『浮遊する僕らと要塞のファンタジア』外伝
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887414439
☆短編『夢であるように』続編
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886518373
☆カクヨム3周年記念選手権【7日目お題】『最高の目覚め』参加作品
☆カクヨムコン4参加作品『浮遊する僕らと要塞のファンタジア』外伝
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!夢も現実もどこかと地続きなのかも知れない。
夢の続きを、あなたは見たことがあるだろうか?
夢、といっても将来の夢、のようなものではなく、目を閉じて意識がどこへともなく消え失せてしまうような感覚の先に訪れる、あの夢だ。
ほら、この前夢の中で君と遭ったじゃないか。
覚えていないかな?
また君は逃げているのかい?
あるいは、夢の中でも原稿を書き続けているかも知れない。
本作はある作品と、ある作者と、その夢と現実と、地続きな物語かも知れない。
いや、そもそも物語なのだろうか。
その境界線の中を漂う、想念かも知れない。
目覚めてもそこが夢ではないと、あるいは現実であると、確信するだけの術をぼくらはまだ持ち得ていない。
それなら好きな…続きを読む