「あったか」を含む小説

（短編、全４章完結） 辺境の街で冒険者稼業をしているアルトは、小動物系ドジっ子少女のシャルを相棒にコツコツと依頼をこなしていた。 しかし、実は彼の正体は異世界転生者であり、…

ある日目が覚めると、隣に拘束されている少女が寝ていた。 それに驚く主人公大輝だったが、すぐにその状況に迎合し、少女を養うことになる。だが、そこに幼馴染の菜々がやってきて…… その…

「俺は貴様との婚約を破棄する！」 　王家主催の夜会で突如響いたその声は、僕にとって幸いでしかなかった。 　野獣に襲われ、背中に傷を負い、その恐怖で話せなくなった事から傷物の『くち…

※小説というよりGM目線のカンペ・リプレイになります オリジナルTRPG用のシナリオメモ。ゲーム進行と共に解放 名前を付けるという行為が苦手過ぎて目の前にあったCDからとりあえ…

お前、もてるだろうと男からも女からもよく聞かれていたが、お付き合いはしても一回か二回で捨てられると言う方があっていただろう。その捨てセリフはいつも「遊ぶだけ遊ばれて捨てられそう」…

＊この作品は部によって主人公が変わる構成になっております。＊ 【第一部】 時は大正。桜川英雄（さくらがわひでお）は正義感に溢れる若き新聞記者である。 だが、彼には欠点があった。…

　閏井（うるい）賢治と宇留井（うるい）健一は血族ではなかったが、瓜二つの美少年であった。道行く人が振り返るほどの美形であった上、鏡に映したようにそっくりであったので、いつも多くの…

秋犬さま自主企画「5000字短編小説企画！お題は「虫」٩(ˊᗜˋ*)و♪」のために書き下ろした短編です。 僕はまどろみ、ぬる温かい思考の海の中をぼんやりと漂っていた。じっさいは…

チェコ共和国南ボヘミア州の古都、チェスケー・ブジェヨヴィツェ。 その壮麗な旧市街の片隅でひっそりと営業する「ラムダ銃砲店」には、ある裏の顔があった。 ※この作品のシナリオ・設…

スペイン王であり神聖ローマ皇帝カルロス5世（カール5世）は　　 聖ヨハネ（病院）騎士団に　鷹一羽の代価で マルタ島を騎士領として与えた　　それは防波堤　激戦の悲劇が待ち受けている…

若いころ、一度だけ、いま考えたら誘惑されたのかもと思うことがあった。 いや、ただの妄想かもしれない。 小心なわたしは、ちょっとドギマギしただけなんだけど。

「そういえばアレ、怖かったな……」 「不思議だったなあ」 というオカルトな出来事覚書。 思い出したら書きます。 自分はお化け見えません。 霊感ありません。 心霊スポット行きません…

「――ずっと、待っている」 　全てを思い出して異世界に戻って来た。 　今度は誘拐されてではなく、自分の意思で。 　しかし、戻って来た世界は大変なことになっていた。 　世界的テ…

★トークの上手な女の子には、弱点があった★

思いつきで書いていきます。

かつて「破界の魔王」と呼ばれた男エクスムンド。3度にわたり世界とたった一人で戦かった彼だったが、勇者クリスとの激闘の末敗北、遂に完全封印された…。 時は流れ、封印が無事に解け晴れ…

師の下で森の中、過酷な鍛錬と優雅な生活を両立していた青年『伊織』。独り立ちを認められ、師と別れた彼は都へと向かう。大した目的があった訳ではない。甘味極まれりと噂される流行りの菓子…

文字化けして職業が読めない第５王女様は、離宮に閉じ込められて存在を無かった事にされていた。 この世界は１０才になると教会で全ての人類は職業を与えられる。 職業に付かないものは存…

これは一人の男の子が幼少期、思春期、青年期と時間の流れの中で、渦巻く環境と人々と、どう共存するのか。 心の中に抱いた感情とどう向きあっていくのかを描いていく。 父方の祖母：中国…

警備員のヒトシはある夜、臨時の仕事で海辺の小さな工事現場へ向かわされる。 夜のあいだ現場に置きっ放しになっている工作機械に悪質ないたずらがあったのだ。 同僚の各務（かがみ）とおも…