「#ボーイミーツガール」を含む小説

幽霊の見える〝僕〟こと比良坂瑞月は、不動産投資業を営む兄、陽介のために格安事故物件の除霊を手伝っている。 ある日、陽介は麻布にある古い洋館を手に入れる。本来は億を下らない屋敷がタ…

「越後」は落雷の日、オートバイで家路を急いでいた。 電気に触れることで起こる「感電症候群」から逃げるためだ。 雷は容赦なく降り注ぎ、世界を混乱させていく。 「越後」が諦めかけたと…

これは誰かの回想。泡沫の夢幻。後悔の語り草。 ……少年少女の青い思い出。 ※令和1年度びぶりお文学賞落選作品。部分改稿を経て此処に供養致します。

世界が滅び、生き残った人類は地下で暮らしていた。 生まれた時から白い壁と天井が世界の果てだった。 そんな場所で生まれ育った少年、ランドが古びた機械を見つけたことから物語は始まる。

コミュニケーションが苦手な高校ニ年生、辻元涼太は、父圭介の再婚により義母の優子、義姉の純恋が新たな家族となる。陽気で活発そして才色兼備の純恋は、涼太に、姉としてなかなか受け入れて…

「ーーーバンドやろうぜ、先輩」 「……はぁ？」 　主人公、朽木　海人(くつき　かいと)はどこにでも掃いて捨てるほどいるような、今時の無気力な不良の高校二年生。唯一の特技は人より…

埋め立て処分場でがらくた漁りをしている男、オットー。ある日、彼はがらくたの中に、美しいアンドロイドの生首が埋もれているのを発見する。彼がその生首を家に持ち帰ると、それをきっかけに…

小さい頃から足の速かった山本と山田。 高校生になり、インターハイ出場手前まで行った山本と、走るのを諦めた山田。 距離が広がりすぎた2人の道が、2020年の夏、再び交わる。

　カクヨム２０２０夏物語、参加作品。 　ほんのりミステリーとボーイミーツガール。 　 　夏祭りで出会った高校生の男女のお話です。 　金魚が好きな彼女から主人公に挑戦状が送られて来…

　「起立〜！ 気をつけ、礼！ おはようございま〜す」 　「はい、おはよう」 　担任の田中先生《タナセン》の横にいたのは、見慣れない制服の美少女だった。 　「リクくん、初めまし…

誰にでも、悩みはある。その種は知らないうちに、根を張り深く絡みつく。無骨で堅物な“僕 ”と、ある日出会ったすれた女子高生の“佳香さん ”。僕たちの『問題』は、不思議な現象と共に、…

大陸随一の学術院で毎年行われる校外実習。 それは近くの森で三日間過ごすだけという簡単なもののはずだった。 しかし、何の前触れも無く起動した謎の魔法陣により状況は一変する。 この事…

美しい歌声で歌うことができるけど、私の頭には角がある。角があるのに、背中には翼がある。 「イケイ」ではなく「スズネ」と、自分の名前で呼んでほしいから、私は故郷を出た。

8/28追記： 「ファミ通文庫大賞」の中間選考突破してましたああああああ！ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ※序盤シリアス、だんだんラブコメ、全体的にはやっぱりシリアス？「面白いスト…

　西暦2018年より138年前、西暦1880年1月バミューダトライアングルにて、一隻のイギリス海軍の船が300人の乗員と共に消失した。 　それが異世界ウォール・ガイヤの人類史の始…

子供の頃、あたしにはいつも一緒に遊んでいた男の子がいた。だけど、その子はあたし以外の誰にも見えていなかった…… ※「ユウト」視点の話はこちらです。https://kakuyom…

鹿野さんは、素っ気ない。 クラスのみんなが挨拶しても「おー」くらいにしか反応しないし、 親友の真由佳ちゃんに対してですら「はよー」と「お」を省略するくらいの素っ気なさである。…

完全に清潔な部屋の中で、僕たちは保存されている。 自主企画「SF：もしもコロナウイルスが永遠に終息しなかったら……」のために書いたものです。

あるところに青年が歌を歌っていた。しかし、その歌は誰に注目はされていなかった。 しかし、ある日一人の少女が彼の目の前に現れた。

ショートショートです。 ほとんどが甘い系の恋愛かと思います。 思いついたままのことを書いていますので、内容に関してはご容赦ください。 更新頻度に関してもご容赦ください。