「怪奇もの」を含む小説

時は西暦二〇三〇年。現代から数えて百年後の未来。 空中浮遊都市国家ハチドリ市の中心から自動車で二時間も走った人里離れた岬の先端に、和洋折衷の館が建っていた。 まさしく西洋ゴチッ…

気ままに書いた幻想譚です。 新因業土（にぃいんごうど）＝ New England という駄洒落です。 啞々蒲（ああかま）という町は、もちろん例のアレです。 ___情報___ s…

作者が友人、ヲタ君から聞いた話を、脚色しラノベ風に書いたものです。 ある日、家庭教師を雇う事になったヲタ君の家。 その家で起こる様々な出来事、現実と怪奇の狭間で、家庭教師の先…

天然系怪力美少女。 被害妄想美少年。 忘却系美青年。 三人の恋の行方は、前世の謎もからまって、複雑怪奇に進んでいくもよう。 精霊たちの恋と冒険と謎解きのファンタジー。 そして、連…

俺の友人が失踪した。 俺は、友人の告白が入った音声データを持って、教授のもとへ向かった……。 拙作『黒い花』と同じ世界になります。 『黒い花』を読んでなくても、問題はありません…

時は幕末江戸、遊郭吉原。気がつけば怪奇の真っ只中にいた二乃助。七つ下の妹を探すが妹どころか見世の知り合いすら見当たらない。とうとう最後には、この惨劇を生んだ幽霊とおれだけとなった…

19世紀の怪奇事件に日々見舞われるロンドン。 そんな場所にイタリア人の少年ロレンツォと愛猫アキーレはやってきた。 目的は錬金術師ヴィンセント・サン＝ジェルマンと極島の島国の封神幎…

心霊アドバイザーを名乗る『三島蓮治』の元に寄せられた、いつでも、どこでも、誰にでも起こり得る心霊体験の物語。

超常現象対策課への配属が決まった天神。そこで仕事上のパートナーとして現れたのは、まだ中学生にしか見えないが、どこか得体の知れない空気を持つ子どもだった。 連載中の作品「怪奇中毒」…

怖い短編書いていきます。よろしくお願いします。 大体誰かの独白の形式を取ってます。

昔々、水の国という水神と奇跡を信じる一つの国がありました けれどその国は、火の国によって滅ぼされ、 神は夢物語に、奇跡は怪しげな呪いとなってしまいましたーーー ある日のこと、火…

　大学のオカルト研究部が見付けたインターネットの書き込み……そこには肝試しでやっては【ルール】が書かれていた。 　オカルト研究部が向かった先で起こる恐怖とは……？

家に帰っても食事は無い。 腹を空かせて仕事終わりに歩いていると、一軒の小料理屋を見つけた。 メニューの無い店、供されるものの正体は…… ※「小説家になろう」にも掲載しています

◆コードネームＡｙａ（あや）は、情報屋Ｋｏｕ（こう）の仕事依頼しか受けない。 母から初めてプレゼントされた銃、シュバルツドラッヘを手に、あるときはストラディヴァリウスの保護、雄の…

中国のとある有名な伝説を基づいて書かれた小説である。 少しだけホラー的な場面もあるかもしれない。

　大学生の三島恵子は、雨の日、背後に付いてくる気配に悩んでいた。 　恵子の住む町には、『雨魔』と呼ばれる雨の降り続ける日にのみ起こる怪奇現象の都市伝説があった。 　次第に濃くなる…

家族を殺された緋神小白は先輩である雲龍社に恋心を抱いていた。 一方で神社の宮司をしている社は自分は呪われていると訴える後輩、阿澄翔子の相談に乗っていた。 そんな社を知る刑事の綾辻…

　零糸《あやし》町で暮らす、生まれつき物怪が見える薫は、大学生ながら人と物怪の仲立ちをするのが日課であり、趣味だ。居候である風変わりな西洋人、スワローと共に、彼女は今日も誰かの悩…

ほんの短い、少しヒヤリとするものを中心に。 ふと気づけば隣にある、正体のわからない怪異を 数行で綴ったショートショート集です。

『あの屋敷には手を出してはならない。あの屋敷が朽ちるまでそっとしておいて欲しい。それさえ守れば、私は安心して逝けるというものだ。これは私の意思であり、最愛の魔女の望みでもある』 …