「幽霊でません」を含む小説

海辺に佇むペンション風のリゾートホテル「ホテルトコヨ」……あの世とこの世の狭間に存在する奇妙なホテルは、幽霊やあやかし、人間以外の者たちにも大人気！ ワケありでホテルトコヨに長期…

　自身の卒業式に出席していたリクと東京都23区内にいた人間は全員、突然肉体を奪われ幽霊にされ、同席していた妹は空想妖魔に襲われ石化した。 　生き延びたリクと同級生のユイト、ミカ…

幽霊のタクシードライバー ― 健太郎というドライバーが、町で孤独に幽霊たちと共に仕事をしている。彼のタクシーに乗る人は少なくなり、彼は悲しみと恐怖に苦しむ。ある晩、霊感を持つ少女…

八月に入り、娘が「部屋から音がする」と言い出した。初めは気のせいだとか、外の音を聞いているのだろうと適当にあしらっていたが、あまりにしつこいので仕方なく音の正体を探る事にした。そ…

学園コロニー『天神』でわけあって事故物件に引越しした瓜生美佳。そこは本当に『曰く憑き』の『透明な隣人』の住む物件だった。 『視え』ても『祓え』ない中途半端な霊能力を持つ美佳は、二…

現代ドラマ短編です。男女のすれ違い、好きです。

【現在、休載しております。】 ※毎週日曜日22時投稿予定 【一話あたり約3,000字〜3,500字程度】 ※この作品は広告非表示設定にさせていただいております。 ＊＊＊ —…

　ある人の居ない廃墟に、一人の女性が居た。 　足の透けた彼女は、毎夜ピアノの音を奏でていた。 　彼女は、いつか夫と交わした約束を叶えられず、永遠にピアノに取り憑く幽霊だったのだ…

九歳の頃、自身の不注意によって双子の妹を亡くした和希は、自らがその妹・一姫であると錯覚するようになる。自責の念に苛まれ、一姫と容姿が似ていたことから、自分こそが一姫であり、亡くな…

夏休み。 小学生のケン、マナブ、リョウタは、噂に聞いた廃墟を見に行くことにした。 ウキウキワクワクの大冒険を期待して出発した三人だったが…… １話目 三題噺「鄙びた田舎」「トンネ…

左京は親の都合により転校を繰り返していた。 今回もそうであった。田舎とも都会ともいえない街には、昔ながらの喫茶店があって、左京は足を踏み入れた――。 出会ったのは同い年の少女、霙…

誰かが怪異と戦う女性を「幽霊少女」と言った。 幽霊少女である凛と麗華は自分を救うために今日も戦う。

隔離され、死ぬのを待つばかりのミーアお嬢様。 そのお世話を命じられた孤児のアルは、誰も分からなかった奇病の原因を探り当てる。 けれども盲目のお嬢様の望みは、死んで無になること。 …

古びたショッピングセンターは、町の人々から避けられる場所となっていた。ある深夜、興味本位で探検に訪れた若者たちは、幽霊のような姿の不気味な人物と出会う。次第に幽霊たちに引き寄せら…

目指すは怖くないホラー。でもこの作品を通して、死後の世界や幽霊について科学的根拠を踏まえ描いていくよ。

わたしには霊感がないが、母にはある。 わたしは心霊現象を信じるが、母は信じない。 下記の自主企画のために書き下ろしたもの。 ・柴田恭太朗さまの三題噺企画。お題：「警備」「テレビ…

ヤクザと警察が幽霊に出会う話

　病死した姉の瑠璃の幽霊と学校の寮で暮らす妹の姫川彩花。二人は第二性のDomとSubが持つ性質──SubはDomの命令に逆らえない──を利用して姉を霊にし、人形に憑依させ、暮らし…

【第12回角川つばさ文庫小説賞公募作品】 四ノ宮しおんは幽霊が見える中学一年生。 「人間の友だちはいらない」と言う「ぼっち」のしおんにも、たったひとりだけ友だちがいる。 旧図書室…