「疑問」を含む小説

自分の足音が聞き覚えのない音になっていた。 同じとき、空から丸いマークが地面を削り取っていく。 でも着地タイミングに合わせて足踏みすると防ぐことができる？ ↓前回の投稿↓ …

ずずずっと食うカップ麺はうまいものです。 ところでカップ麺には注ぐお湯の量が記載されていることを気にされたことはありますでしょうか？ わたしはこの時まで一度たりとも気にしたことは…

幸せカードが支給された主人公はあっという間に億万長者。 なにをしても残高が回復する魔法のカードで豪遊生活。 でも、けしてそのことに疑問を持ってはいけないよ。 ↓前回の投稿↓…

――――狐の嫁入りっていうんだよね。お天気の雨ってさ。 詞ちゃんはカラカラと晴れた笑顔で笑っていた。アタシはなんで狐が結婚すんのって疑問を口にしたら詞ちゃんは少し考えて…

あるところに泥かぶりの娘がいました。 その娘は泥をかぶって生きています。だから人々も泥をかぶせることに疑問なんて抱きません。 ある時、あなたは泥かぶりの娘に出会いました。 あなた…

これはあらすじというよりも、物語の発想の解説になります。 私は美少年や美少女という言葉の「美」という響きや物事を高く評価するための「神」という言葉が苦手です。 それはきっと、い…

昔の人はよく人は天罰を受けるべきだとか滅びるべきであると言っている。 その証拠に昔ノストラダムスの大予言で１９９９年、世界は滅びると信じられてきた。 それなのに、その予言から随分…

目を開けて最初に認識した世界は黒かった―― 死刑が廃止され、冷凍睡眠刑が導入された世界。 その世界のはるか未来で目覚めることになった『私』。 『私』はなぜこんな場所に？ 『私』は…

「指切りって、なんで『指切り』って言うか知ってる？」 そう言う彼女は困ったように彼を見つめた。 四年前、現在も未解決の猟奇殺人事件が起きた。 身体中三十ヶ所以上が刺され、部屋…

「白い人」として世界と雨に守られながら生きるウサギ（人名です）とその生活を支えるAIカンリ。ウサギは外のさまざまなことを読書を通じて知っていく中で、守られながら生きる自分に次第に…

OLの小林カナは、上司である葛西とある夜間違いを犯す。 2人はお互いの関係を疑問に思いながらも、ただ恋に恋をして、現実から逃げ出した。

総司令の懸案を解決するのも、書記官の職務である―――。 かつて侍が治め、今は国民の代表が統治する極東の帝国。帝国軍東方面軍総司令部の佐渡少佐は、今日も総司令の些細な疑問を解決する…

　春休みに入り、時間を持て余していたほど。先輩から引っ越しの手伝いをして欲しいと呼び出された。 　仕方ないな、という割に足取りは軽く。 　ゆったりとした風…

いや、パクリは駄目だろ、という考えをそろそろ改めよう！　（ぺこぱ味）

「ねぇねえなんで？」 小さな子供にとって周りの世界や大人というのは驚きと疑問に満ちたものでしょう。 もしそんな世界について質問されたらどう答えたものでしょうか。 そういうものだか…

気付けば白い世界に立っていた男。自分と同じように、周りには七人の男女が困惑している。自己紹介を終え、この白い世界に立っていた訳を推測し合うが……神様のような何かが現れ、男は変質し…

　──大勇者時代。 　誰も彼もが勇者になり、打倒魔王を掲げ、一攫千金を夢見る時代。 　そんな時代に、〝真の勇者の息子〟として生を授かった男がいた。 　名はユウト。 　人々は勇者の…

　ここは勇者と魔王が熱い友情で結ばれ作られた、人間とモンスターが共存する国。 　 　「シルフィー。おまえをこの城から追放する！」 　シルフィーという１人の少女が、勇者に城からの…

就職活動をしている大学四年生の桑島哲（くわしまさとる）は何十社と面接を受けても、内定を取れないでいた。 このまま面接を何回うけたとしても、内定を取ることはできないと絶望し、自…

ある日を境に話さなくなった妹の柚月と俺。いつの間にか一年が過ぎていた。 きっかけは俺に彼女ができたことだろうと考えていたが実際のところ俺にもわからない。 そんな中俺と彼女の葵との…