「現代短編」を含む小説

今から17年前、海外でマイングラスというメガネが開発された。 人々はマイングラスに魅了され、どんどんと便利で効率的な世界へと変貌していく。 会話などしなくても、人の心が分かる便利…

ちょっと変わった成人姉妹の話です。ゆるい会話です。 カップ麺、椎の実拾い、ゆるゆるのスカート。そういった小さな記憶が、年を重ねることで、懐かしい思い出になるのです。

人間、小さな拘りの一つや二つあるものだ。たとえば納豆の食べ方とか。 この作品はPixiv、小説家になろう、ノベルアップ＋、アルファポリスにも掲載しています。

新人死神の女の子と、『多感性致死過剰応答症候群』を患った男の子のお話です。

不思議と記憶残っているが、タイトルが思い出せない物語と言うものがあるだろう。 この作品はPixiv、小説家になろう、ノベルアップ＋、アルファポリスにも掲載しています。

美女が集まる結婚相談所『泡沫の夢』は、都内の森の中にある不思議な館。 月に一度だけ、完全予約制の隠れ家レストランとしても営業をしている。 支配人は男装の麗人スワロウ。 …

俺がいつも通う誰もいない場所で、女が絵を描いて立っていた。 珍しくそいつのことが気になって、話しかけたのが始まり。 それから俺達は毎日その場所で会うようになった。惹かれるの…

君は、私のことをブサイクと言うけど、君の方がブサイク...........なんだからねっ！！！

Kの死をニュースで知った。大々的なニュースじゃない。それは地方版の、十五分だけのものだった。報道は具体性に欠けてはっきりとしない。なのにやたらとKが死んだことは明瞭な語気で伝えて…

世の中には、殺人遺伝子というものを持つ人たちがいる。彼らは、普通の人たちよりずっと、人を殺す確率が高いのだとか。 そんな彼らも所詮人。色々なことを思い考え、それぞれの結末へと進ん…

高校生時代の先生宅から死亡通知が届いた主人公は思い出に耽る。 この作品はPixiv、小説家になろう、ノベルアップ＋、アルファポリスにも掲載しています。

じいちゃんは常々、平屋の家を楼閣だと表現していた。孫である自分だけに何度も繰り返し染み込むように楼閣だと。じいちゃんが死んで一年後、真実が明らかに…。

ねこまんまが好きな主人公。行儀の良くない食べ方なのは分かっているが、好物なのでやめられない。 この作品はPixiv、小説家になろう、ノベルアップ＋、アルファポリスにも掲載してい…

彼には作曲の才能があった。幼いことから神童と呼ばれ、勉強もせずにひたすらに曲を書き続けた。しかし人生には転機が訪れるものだ。 ※最初に書いたのは『蟻と天才』で、そのあとがきの後…

愛した人の至る場所には散らない花が咲くべきだ。

　辺りを見回せばその辺にいそうなくらい無個性で、趣味も特技もない男。 　しかし、彼には誰にも明かさない「ヒミツの趣味」があった。

仕事帰りに除湿機を買いに行くと、対価と引き換えに品物を出す貯金箱と出会う。

小さな女の子はとても怖がりでした。 しかし、時間が経つにつれて強がるようになってしまい……。

知らない文字の彫られた銀貨を拾った大学生の馬田は、友人の鹿谷の伝手で言語学の鴨下教授と知り合った。どうやら言語学の教授も垂涎の銀貨であったらしい。 この作品はPixiv、小説家…

退魔師見習いの奏《かなで》は、見回り中に赤い瞳の男と出会う。 「俺は、お前らが蚊と呼ぶ存在の王だ」 「…………はぁ？」 彼は愉快そうに笑いながら、奏の首筋に牙を立て……。 …