「神々 青年」を含む小説

かつての長い旅の末に固く心が結ばれあった、神官ユリウスと神殿騎士アレックス。 二人は年を経て大聖堂にて要職につき、寄り添いながら老齢を穏やかに過ごしていた。 限りなく愛し合ってい…

※近況ノートにAI画像あり。（文章のみのイメージで読み進めたい方はご注意ください） 「直観・アキエース」、その力は神に祝福された者の証。 「ウーシア」という新物質による世界変…

俺、水戸川　奏気は気づけば見知らぬ森にいた。 そこには俺を襲う化け物が居て、それを簡単に屠る化け物も居て。 なんとか森の中で生き延びる術を手に入れた俺は奇妙な縁でウサギのよう…

記憶をなくし、山の上で孤独に機織りをする娘みち。日照りの続く夏の日、突如現れた大男に殺される。死ぬ間際、彼女は失っていた幸せな記憶を思い出す。幸福だった昔に帰りたい。無念のあまり…

青味がかった髪と作務衣が特徴的な青年、雨野　伊吹（あめの　いぶき）。 赤い髪が特徴的な青年、羽々斬　陽（はばきり　よう）。 二人は「祠が壊された場所」にやってくる。

もう、誰も覚えているものはいない程、古き時。 火、水、風、自然、電気、それぞれの神に加護を受けている五大文明が存在した。 何事もなく暮らしていたはずの世界。 世界は魔王という名の…

( 第1回ルビーファンタジーBL小説大賞に向けてのあらすじです) 　高校二年生の鳥海優希は、早朝母に送り出され、修学旅行に行く。日中は観光をし、夕方、肝試しをする河にて友人の佐伯…

この世には理解を超える、知識の及ばない世界がある。科学はまだマクロな宇宙、ミクロな人体のすべてを解明したわけではなく、明らかに説明のできない不可思議な世界と密接に関わっている。　…

　男性でありながら妊娠できる体。神が作り出した愛し子であるティティアは、その命を返さんとする生贄としての運命に抗うべく、側仕えである鬼族の青年、ロクとともにアキレイアスへ亡命した…

ログライン：「異能力バトルもの」な世界の日本に転生したアホの子が、誘拐されて明らかにやばい研究所に売られた挙句身体いじられたら不思議な力が使えるようになったけど、結局アホの子だと…

　科学技術の暴走によって滅亡に瀕した世界に絶望した人々は、その災禍の中でも未だ悠然とその姿を保つ木を神と崇め、その木の上と移り住むことを決めた。 　幹の幅は当時で既に数十キロ。果…

物心ついた頃から、忌一は人ならぬものが見え、その声が聞こえる子供だった。そのため、家族をはじめ周囲から“忌み子”として蔵に隔離されて過ごしていた。 ある日忌一は、家族の食事を盗ん…

<あらすじ> 　とある世界。小国マズーダ領主国に住む、“アル”こと、アルフレッド・エンデ(10) は、漁師の家の次男坊 　ある日、彼の友人で幼馴染である、領主の次男坊“レオ”、レ…

隔離された都市「エデン」。かつて繁栄を誇ったこの場所は、今や死と破壊の象徴として世界中に知られている。高層ビルが立ち並び、鉄とガラスでできた無機質な風景が、無数の命を奪う戦場へと…

マテアは月光界で月光母神に仕える者として、仲間の乙女たちと平和に暮らしていた。 月誕祭がくれば、両思いの青年ラヤと結ばれることになっている。仲間たちからお似合いと褒めそやされ、そ…

【結末までのネタバレを含みます】 人が住む現世と妖が住む幽世がある。現世と幽世は一つの扉によって繋がっている。 優しい心を持つ半妖の青年・狐井絃は、幽世と現世を繋ぐ扉を守る閂…

突如発生した魔獣により、人類生存圏の大部分が失われた異世界。 神により与えられた『紋章』の力で、人類は何とか魔獣の侵攻を食い止めていた。 そんな異世界に青年『榊 八雲』は記…

「八卦銃」を携えた黒社会の青年は、死んだはずの妹と再会する。だが、その魂は妹のものではなかった―― 世界規模の文明の衰退が進む現代、唯一の希望の都である「仙理」は繁栄を続けてい…

天正15年・九州の戦国大名…島津家。 島津の悲願だった九州制覇が潰えた 九州征伐の終結とともに。 一人の青年のその宿命が、動き出す。 『我らの家紋でもある龍とは、…

何百年と孤高の日々を生きた青年は、猟銃を携えた少女と廃墟の街を眺めていた。 青年は神に反逆し、身を滅ぼすことを決意していた。