「祈り 短編」を含む小説

ふみは友人から奇妙な話を聞かされる。ある地蔵様にお祈りをすることで色々なことがたちどころに良くなったというが。

いつも祭壇に祈りを捧げていた祖母の記憶を、何となく解きほぐしていく話。

茨城県神栖市に存在する神様の話を短編で作りました。電撃大賞で一次突破できたことは光栄です。 終戦の日に平和への祈りを込めてこの小説を投稿いたします。

多栖陽（おおすひかり）は、一見何処にでも居る女学生。 そんな彼女には秘密があった！ それは、彼女があらゆる世界を救う使命を持っているという事だ！ 戦うおなご、アナザーガール…

　とある王国の学院の芝生で昼寝を楽しむ『オイラ』は、同級生から酷くイジメられている『アウ』という男子学生と出会う。 　泣き虫なアウは、父親の形見のハンマーである神器『ミョルニル』…

大切な姉と妹、幼なじみが勇者の従者に選ばれた。その時から悪い予感はしていたのだ。 田舎の村に生まれ育った主人公には大切な女性達がいた。いつまでも一緒に暮らしていくのだと思っていた…

[説明] 　池袋では今日もどこかで何かしらの事件が巻き起こる。池袋駅近くの有料駐車場で女性の死体が発見される。久世は街を歩く中で事件の真相に近づいていく。 　男女誰もが一度は体験…

いつもの道、私は轢死した鼬鼠を目にする。

聖女の仕事は、大きく分けて2つある。光と闇だ。 光の任務は、皆よく知っている。日中行われる祈りや浄化、神託など、目にするものばかりだから。では、闇の任務はどうだろう？代々受け継…

大国に攻め入られた小国のお姫様は毎夜月に祈りを捧げていた。そんなある日の真夜中、お姫様の前にとても美しい人が現れた。

不老不死の尼（八百比丘尼）が長い眠りから目覚めると、異世界だった。 神のいない、悪魔が跋扈する殺し殺されの世界で、彼女は質素な小料理屋を開いた。 ただし、俗世間に迎合しつつ、その…

自殺を試みる少女とどこかの神様の話。

推し活がしたい。 ただその一心で始める、高遠英心の静かなる推し活。

城塞都市デリツィオーゾの王宮へ突然雇い入れられた、天才料理人ラウル。 だが既にいた宮廷料理人は彼を受け入れず、度重なる嫌がらせを行う。 そんな中、ラウルは「星降りの祈祷」に提供…

　子羊が七つの封印を解き放った。地獄の四騎士が地上を闊歩し、地震と天災の末、人々の祈りが捧げられる。それに呼応するように七人の天使がラッパを吹き、大天使ミカエルと堕天使ルシファー…

　無気力な女子高生・佐々木穂花のもとに、ある朝、一通の手紙が届く。差出人として書かれていたのは、元アイドルの俳優・野中遊助の名前だった。穂花と遊助の手紙にそれぞれ込められた想いと…

ある大戦で戦果を挙げたエースパイロットがいた。 戦後彼女は騎士道にもとる戦士だとしてその戦歴を書き、世界中から称賛を浴びた。 無数の称賛を浴びた彼女はかつて敵だったパイロットに一…

　白い髪に赤い瞳。白磁を彷彿とさせる薄色の肌。 　国教の神子であるターリアは、民を救うため、今日も神に祈りを捧げる。 　外界から隔離された彼女。そんな彼女の世界は、異国出身の傭兵…

祖母が亡くなったのを機に、僕は祖母の家に居を移した。叔母が出て行った、祖母の家。まだかすかなぬくもりの残るその家で、僕はただ、筆をとる。