「灯り」を含む小説

創作になります 自作の「ホタルの舞う中で」をテーマにしたオリジナルです 内容とエンドが変わります 別作品であると思っていただければ幸いです 「ホタルの舞う中で」を先にお読みくださ…

先輩と自分 酔いながら話したあの時間 「もう二度とこんな機会ないね」 笑って話す貴方の顔は 月の灯りと公園の光に照らされていた

悩めるアトラ・タンジェリンはうっかり光の無い夜、光無月（こうなづき）に森へと出てしまった。 粘るような闇は全ての色と光を掻き消す、闇女神の空間。鼻先の光景すら見ることの叶わない深…

私の父との思い出には、いつも赤いきつねがあった。 結婚式を明日に控えた私は灯りが漏れる台所へ向かう。 台所では、父さんがいつものように赤いきつねを作っていた。

まほろば町は長年灯台に見守られてきた町。 しかしその灯りは、ある夜に突然絶えてしまう。 消えた灯台の灯りを再びともすため、仲間達はそれぞれ「灯りの材料」を探しに旅に出ることになる。

怪奇現象に立ち向かう少年の物語。 　「血塗られた魂」 高校1年生の近衛。何の変哲もなかった高校生活だったが、ある少女との出会いにより災いが降りかかる。 　「不自由な能力」 超心理…

学生祭の代わりにハロウィンパーティーがある夕夏の学園では、ある一つの恐ろしい噂があった。 曰く、その年に最初にランタンを作り灯りをともした生徒は、ハロウィンの当日に行方不明になる…

　夜色に染まった沼の水面を、霧が這いずりまわっている。沼と陸の境においては、かつて茂っていた草が枯れ、横たわり、そこに根をおろした草が茂っている。その繰り返しによって育まれた足場…

夜道は街灯がない マンションやアパート、一軒家の灯りが 道を照らしている 最寄りの駅までは10分もかからない 行く時は5秒くらいなのに 帰る時は20分くらいの感覚 それが気持ちを…

歴史には調停者が存在する。人類が自由きままに悪手を繰り返すと、必ず地球の自浄作用で災いが降りかかる。タイムキーパー・奈保レオン。時の権力者の影に、この男あり。同じ歴史の繰り返しに…

引きこもったあの日から僕は、夜を歩いた。 家の中に居続ける毎日。 嫌気が差しても昼間外に出ることは怖くてたまらなくて。 だから、僕は僕と向き合う時間を減らすために夜を歩く。 都…

太陽神は灯りをともす、生き物の為に。 けれどその明りの下で、生き者達がどう生きるかまでは分からなかった。 （※重複投稿しています）透坂雨音

月が輝く夜、ろうそくの灯りを見つめながら皇帝の妃になってしまった恋人を男は想う。強大な力を持つ魔術師となり、宰相となった今でも自分の無力を感じながら。 ■「後宮青月妃伝」、宰相…

飛べる者以外は、誰でも思った事がある。 夢を叶える夢の中……

積み重ねた想いも思い出も、一人寂しく月灯りだけに照らされる。

大変な時代、戦争が終わったすぐあと。 いつも夕食を多く作りすぎる母親。よしこは同級生のれいちゃんの家に 「作り過ぎたので‥」と鍋を届けていた。恥ずかしかったけれど、大好きな母親の…

初めて中国に出張した裕之に起こる出来事。 スナックで働くアキナと、店に来る男。 それぞれの話がまるで接点のないことのように進んでいくのだが実は、、、。

夜の路地裏に明滅する看板の灯り。 誘われて入ってみれば、それは店。 なんの店かと言われても。 ※この作品はブログ【泣きながら一気に書きました】にも掲載しております。 　http…

～第3回富士見ノベル大賞・入選～ 「福本福子。福を呼び込みそうな、ええ名前や」 　――そんな理由で、(秘)部署の神様専用の外商部『七福神ご奉仕部』に配属された福子。 　初めての…