「地の文無」を含む小説

　中学二年生の私は、クラスメイトからのいじめに耐える日々を送っていた。 　そんなある日、姉から透明なビー玉もらい、持ち歩くようになる。 　特別な何かがあるように思えてならないその…

シルヴィア：女性。1話では10歳ぐらい、2話では25歳ぐらい。大雑把な性格は成長しても変わらず、むしろ悪化しているような気がする。 ノア：シルヴィアの実兄。病弱で、ピアノの演奏…

【会話・セリフのみで構成された作品です】 とある女性の部屋で暮らすオレ。彼女はオレにぞっこんだ。彼女が働き、彼女がご飯を用意して、彼女と寝る。彼女はそれで満足そうだ。ヒモ生活は…

自分が物語の地の文一行だけ触れられている皇太子妃だと気付いたディアヌ そんなこと、どうでもいいや……と過ごしていると 半端に記憶を取り戻した物語の主人公コレットが現れた だが記憶…

　母の実家を訪れた美紗は、そのベランダでしゃぼん玉を吹いていた。 　儚くも美しいしゃぼん玉を見つめながら、大好きだった叔母との過去を思い出す。 　あの日、あの時の思い出と、今…

有隣堂しか知らない世界への愛とリスペクトをぎゅうぎゅうに詰め込んだ結果、地の文ゼロの異質なショートショートに仕上がりました。全てのゆーりんちーに捧ぐ一作です。ラストは、ここぞとば…

「俺と結婚させてやる――」不審な美女はそう言い金塊をちらつかせる。金に目が眩んだ隙に八束真琴(30歳♂)は無理やりゲームの世界へと転生させられてしまう。 そうして気が付けば絶世の…

【地の文が無いSSです】高校の卒業式を終えた幼馴染のハルとタクミは、いつもの公園でいつものように肩を並べ、お菓子を食べながら高校生『最後』の時を過ごす。

　『梅屋敷』の梅の木の下で出会った女の子、梅子。 　彼女に「かくまってほしい」と頼まれた僕――鈴木は梅子と共に逃亡の旅へ？ 　大型ショッピングモールや緑豊かな公園、見える夕陽…

女子高生の春と賀美（かみ）が学校の放課後に2人だけになった教室で楽しく会話してるだけの作品です。 この作品には地の文や心情描写は一切ありません。 下手ですが読んでくださると嬉…

短編小説置き場。単発読み切りのみなのでどこからでも読めます。続いてません。登場人物の関連もありません。上限5000字くらい。暇つぶしにどうぞ。

『人間』――かつてそう呼ばれていた人種は、新たな人類たちに迫害されていた。 　同じ工場で働く『人間』の坂本さんが気になる白川。 　そんな彼女と新人類たちにとある事件が起こって…

自分が登場人物だと気付いた男の子と、信じない女の子が喧嘩して仲直りするお話。 もう20年近く前に書いた習作です。信仰する作家「秋山瑞人」の影響バリバリ。

■あらすじ 「お前はどうしたいんだ？」中学三年生の三者面談の時に、担任の教師からそう言われたことがきっかけだった。よいことして育ってきた娘が自分の人生を取り戻そうとするが、その前…

如月の真夜中。 朧月の照らす夜道で、私は出会う。

女子高生二人のお笑いの歴史に名を刻んだ？　あのミクルとケセラが帰ってきた。 新たに二人の仲間を加え、何気ない毎日を過ごしていたが、相変わらず変わらないコントのような日常で……。 …

友人に紹介してもらった方に聞きました。 最初は地の文で書いたのですが、イマイチだったので会話文にしました。 なのでＴさんと聞き手の方がこのやり取りを丸々したわけではありません。 …

どこか知らない山に迷い込んだ青年。 なんとか山を下りると、時代が入り混じって歪になった町が広がっていた。 町は彼を受け入れるが、人々は口を揃えて言う。 「浜には絶対近寄るな」

クラスの人気者、彌富華弥に恋をする速水正直。 彌富華弥の親友で速水正直のとある弱みを握る、瑠璃川紗月。 速水正直の友人で、親友の瑠璃川紗月が大好きな彌富華弥。 三人の過去と今。…

単身赴任中の男にかかってきた1本の電話。 それは、単身赴任している父親を気遣う娘からのものだった。 短編です。地の文はほとんどないです。 さくっと読めるものを目指しました。