「古代 神話」を含む小説

天之比登都柱（あめのひとつばしら）とも呼ばれる伊伎洲（いきのしま）に、月神と雷神の末裔が降り立った。 二つの氏族は交わることなく並存していたが、ある日、月読の嗣子が雷の娘に恋をす…

2010年から立て続けに起こり続けた天災と政変は「大峠」「大グレン」という日本国の立て替え・立て直しだった。 それを起こしたのは国祖神にして艮の金神・国常底尊と坤の金神・豊雲野尊…

『Ｌｕｃｉｆｅｒ（ルシファー）』シリーズ中、『愛（いと）し子』の口語体バージョンです。 次の作品を見て感動し、書き直しました。 イラスト　（アミーとヴォラクを連想）　https…

当エッセイは、新たな邪馬台国論を小説仕立てにした拙著「卑弥呼様が降臨してアレの証拠隠滅を頼まれちゃった～」を下敷きに、解説本執筆を意図した基礎原稿の連載です。 小説版は、どうし…

6〜7世紀はこの国を根本を形作った時代。その時代に撰上された『日本書紀』内に、編纂者らが込めた虚栄や意趣などの想いを読み解き、秘められた歴史の真実をあぶり出す。 短期集中連載パー…

「私」が、「先輩」に本を紹介します。 〈　〉で囲んだ部分は、本からの引用です。 紹介ポイントがおかしいですが、本自体は素晴らしい本です。 シリーズ 『神社しか紹介する気のない観…

　シオリは加納志織として寿命が近いことを悟り、ユッキーとコトリの勧めを受け入れることにします。そして大学1年生からの新たな人生が始まり、宿主代わりという未知の体験を戸惑いながらも…

３世紀の中ごろ、一度は日の巫女（ひのみこ）によって邪馬台（ヤマト）を追放され、魏の帯方郡（現・韓国）に渡ったスサの王ソミンは、再度渡来して上陸した地点で、夜中にすすり泣く老夫婦と…

私的文明論を考えさせてくれた、「Ｌｕｃｉｆｅｒ（ルシファー）」シリーズの新作です。 今回は文明の二本柱である技術と政策について解説しながら、理事種族を全部紹介してみました。 刺激…

「告知」に続く、「Ｌｕｃｉｆｅｒ（ルシファー）」シリーズの口語体・一人称バージョンです。 ネットで見つけた、黒羽少女のイラストに刺激を受けて書きました。 素敵な画像を描いてくださ…

小説のネタになればいいと思いますので、なんでも取り上げようと思います。

マキは震える息を吐いて、決意を固めたようにぐっと手近な小枝を噛んだ。 年の頃十三くらいか。大きな瞳が、脇腹に刺さった矢を映し出す。 （風尾族（ふうびぞく）め……寝返りやがって！）…

「Ｌｕｃｉｆｅｒ（ルシファー）」シリーズ第一作「サタナエル」の、 口語体・一人称バージョンです。 執筆後、次の作品に感動して加筆しました。 イラスト：天使　https://ww…

シリーズ累計PV93000。第五部公開直前のPVは26641。 龍郎の努力により魔界から生還した青蘭。だが、青蘭は記憶の一部を失っていた。以前のように魔王を使役できなくなった青蘭…

*本作品中の、惑星ニヒルに関する情報の多くは、学習研究社の、『太陽系第10番惑星「ニビル」の謎（著者　北周一郎　）』に記載のものです。 　───────────────────…

故郷の村を龍の呪いで失った少年は、たった一人残った妹を救うため、天へと繋がる梯子を上る。 人と人、神と人、神と神の因縁を越えていく少年の成長譚。 〈引用・参考〉 工藤隆『…

　意外性を求めて3千里。辿り着いた結論は……これでした。 　今から約100年後のパラレルワールドでの地球、北アメリカ大陸に覇権を唱えた国、エルディアン連邦はある日、突然別世界に…

神々が戦争を続ける世界の片隅で。 美しい声に恵まれた少女エストリーゼは、メッシーナ劇場にて独唱の初舞台を踏む。 しかし、その場に現れた指揮者《マエストロ》は、太陽神アポロンだ…

　古事記の神代は、創造だけではない。 　神となった人々のリアルに迫る❗ 『国譲り』の裏側の人間ドラマ。 　歴史マニアの捏造古代史、行きます！

　剣と魔法の異世界――その中心に位置するセイクロスト帝国には、2人の皇子がいた。魔法の才能が一切ない兄のルクファードは、自分とは真逆な天才である弟のテルスレイドを、恐れていたのだ…