神々への鎮魂曲《レクイエム》
コノハナサクヤ
序章 神々へ贈る鎮魂曲《レクイエム》
第1話 予言
――湖に、偉大な女神がお堕ちになる。
それはまるで救世主が現れると予知されたかのようで。
貧しい村の者たちを大いに喜ばせた。
しかし、
――だが決して近づいてはならぬ。
――さもなくば神の呪いによる災いがこの村を襲うだろう。
続いた卜ババの言葉に、村人はみな、
村から少し北の地、<
被害が広がりつつあるそんな中。
この村ドリピスでは疫病が流行り、多くの村人が病に蝕まれていた。
今、この危機を。
その女神に縋らずしてどう乗り越えるというのか。
少女は走った。
ただただ、女神に願いを届けるために。
村を、父母を、妹を助けてと。
遥か遠い遠い未来。
人と神が永遠に
この物語は、女神の力を継承した少女の、神々へ贈る
その始まりである――。
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