「ほのぼの ショートショート」を含む小説

ほんの少し前の日本の話。 え？　きみたちからしたら大昔だって？ そうかもしれないね。車もそんなに走っていなかった頃のお話さ。 ※この物語はフィクションです。

ある日の朝、恋人のヨミから深刻な面持ちで相談をされた瑠々。その内容は瑠々が浮気をしているのではないかというものだった。心当たりのない瑠々はヨミと話し合うが…… ─────── コ…

昭和の下町の空き地で人知れず行われる「ねこの集会」。 これは、そんなねこ達の会話をこっそりと記録した、議事録風味のお話です。 ＊不定期更新

講談社さんが作家さんに「黒猫を飼い始めた」という出だしでショートストーリーを複数の方に書いてもらっていました。私は内容を見る前に、「自分だったらどう書くかな」と思い書き始めました…

　季節は冬。仕事を終えて帰宅すると、夕飯は鍋だった。 　寒い季節はこれに限る！ 　家族一同、鍋の周りに集まってきた。みんなニコニコしているじゃないか……。

ある村にいた魔法使い。彼女に起こったあるエピソード。

フェネルはいつものように、お菓子の差し入れを持ってスミレの書斎に向かう。今日はそこから、いつもと違う展開が待っていた。

陰鬱な天気を吹き飛ばし、明るさをもたらす存在 ほっこりしてもらえたら嬉しいです ４０字×４０行で書いているショートショート２９作品目 １００作品まで頑張ります

女たらし、嘘つき、サディスト――伯母が紹介してくる、ろくでなしのお見合い相手たち。 これは結婚相手が見つからない伯爵令嬢と、彼女に仕えるミステリアスな従者との、恋の物語です。 …

「命の灯」本編には直接関係ない短編や、季節もののショートショートなど。 本編を読まなくても完結した話を入れていくので、本編未読の方も是非どうぞ。

文字を食べる魚は、食べた文字や物語によって様々な進化をとげます。 そんな不思議な生物を研究する人にインタビューしてる一場面です。

　最初に長崎が、「な」を指定した。 　県花や県鳥と同じく、ひらがなの「な」を県のシンボルに掲げたのだ。 　ひらがなは五十音と言いつつ、実際には四十六文字しかない。 　四十七都道府…

なんとなく、職場に戻りたくない。 会社員の根岸加奈子はオフィス街の片隅にある公園のベンチで、一人うな垂れていた。 そんな彼女のもとに、不思議な老人が現れ「そのベンチに座っている…

主人公の神原秋人(かんばらあきと)は高校2年生。叔父が経営しているアパートで一人暮らしをして、東京の私立高校に通っている。 部活をやるわけでもなく、バイトをするわけでもなく。本…

秋も深まるある夜更け、若旦那とその女中が屋敷まで戻ろうとする。 小さな猫の跳びだしをきっかけに、二人の距離がぐっと縮まることとなった。 これは、結ばれないと分かっている女と、その…

自身の#twnovelのまとめ。

無口な隣人は本当に必要な時にしか話さない。例えば授業で当てられた時。先生に頼まれごとをされて返事をする時。話しかけてもポツリ、と単語で返してくる。なんとも不思議な雰囲気の持ち主で…