「箱もの」を含む小説

≪トンマ≫こと東雲（しののめ）真（まこと）は、委員長（実際は委員長ではない）と呼ばれているクラスメイトの少女・七月（ななつき）雫（しずく）に助けを求められる。 「トンマくんに、お…

土曜の昼前、1DKの箱の中にあるささやかな風景。

女将が美人だとの口コミに惹かれて、山の中の一軒宿「うつぼ館」を訪れた紀彦は、宿の直営施設「秘宝館」を見学する。 「特別展示室」には奇怪な虫の標本が並び、各標本にまつわる物語が語ら…

主人公である茶戸西鬼（ちゃどにしき）の初恋の少女はいつもがしゃどくろ柄の振袖を着ていた。 （2023/08/27、本編完結しました）

お見合いの為に料亭を訪れた葉子。仲介人である社長夫人と待っていると、一人の男性が現れた。

《アルファポリス様にて、第16回ファンタジー小説大賞　奨励賞を賜りました》 ダンジョン攻略パーティ《緑青の剣》に荷物持ちとして雇われていたエランは、ある日上層の攻略中に、本来下層…

火星の基地建設に参加したのは日本の建設業チームだった。そこで出会った不思議な黒い箱・・その箱の持つ秘密とは・・

図書室の噂が、この学校にはある。 その噂は、投書箱に入れるとなんでも解決してくれるというもの。 一人の児童と謎の男が、マイペースに事件解決していく話。

毎日一編、宝石言葉にちなんだ恋物語をアップします。 完結済みで、気が向いたときに新作短編を追加します。 続編希望等はコメントどうぞ。 ---------------- 【参…

自立型アンドロイドの設計者マットマグナスは、ＡＩ技術者のサクラアヤコに運命を感じ、結婚する。２人は幸せに暮らしていたが、そろそろ子どもでも欲しいと話したころ、アヤコが末期の乳がん…

情熱をもって入った会社で、やばいうわさが舞う。「誰かをわざと不幸にしてから勧誘するっていう教祖が、いるらしいぜ？」困ったぞ。「そういえば、この会社のあるビルの上は、何？なんだ」そ…

初めて、僕を買ってくれたご主人。テーマパークで生まれたぬいぐるみである僕は誰かに買われることを待っていた。そして僕はとても優しいご主人によって買われて、居場所をくれた。僕のことを…

大学の部室棟の階段を昇る。 大学1年生の、初めての夏。 オカルト研究会の僕は、何故かテニスサークルの部室に向かっていた。 手元にある箱を見つめる。綺麗な絡繰り箱。 僕は、復讐のた…

私の好きなゲームやマンガ、アニメをイメージして詩を作りました。 何の作品をイメージして作った詩か、わかりますか？ ページの最後の方に答えとあとがきがあります。 私が、私の好きなも…

「魔法のお守り」短編小説コンテスト応募作。 アーミラリ天球儀 制作：古洋天文館 暦の計算にも用いられた天球儀。星たちの動きを見ることで今生きている世界線とは別のパラレル世界を調…

おせち箱みたいに短編をいくつも詰め込みました。

どうも、結局執筆してしまう結城です。 このエッセイは自分自身にも刺さるので戒めとします。 ところでスマホってかなり近未来的な電子機器ですよね。 私が幼児だった頃はガラケーでした。…

元より廃墟好きだった私は、同志のブログに興味を惹かれ、廃村集落となった無人島へと足を踏み入れた。未だ生活感の残る島を気ままに探索していると、砂浜にポツンと放置された古めかしい缶の…

「休眠口座」の問題は、時空を超えるミステリー。最近、ばあばが、俺の夢に出てくる。なぜだ？そのミステリーを解く1つのかぎが、「休眠口座」。気になってきて、実家にあるマイ貯金箱を開け…