おもちゃ箱をひっくり返して

はじまりはここから

森の奥　駆け抜けて

辿り着いた館（ばしょ）は

救いの出口ではなくて

絶望の入口で

バラバラに引き離され

孤独と立ち向かって

進んでいく　傷と嘆き引き連れて

新たな悲劇のシーン　その先で遭う

涙こぼすヒマさえない

たとえ血に塗れ　理不尽なレールでも

生き抜くことにさえ

意味など見出だせないとしても

星と月　時計の針　動かしたら　新たな闇

近づいてくる明日と踏み切れないままの今日

逃げること、嘆くことも　できない、だから今は

ただ前に進むことしかできない

進むことで恐れから逃げ出してる

ため息吐（つ）くヒマさえない

たとえ消えてゆく　声もないエールでも

生きてきた日々に　支えられて生きてゆく

たとえこの先が壊れかけたゴールでも

生きてゆくことに　何も意味などないとしても

終わりがこの先のプロローグになるなんて

今は空の上　ただ静かに笑いたい

君のその肩で　ただ羽を休ませて

そのぬくもり寄せて

今は静かに眠りにつこう

たとえ今までが　理不尽なレールでも

生き抜いてくための強さに

夢じゃ終われない

たとえこの先が　壊れて見えるゴールでも

生きてゆくことの意味を

夢で終わらせない

『あとがき＆答え』

ヒントは1996年に始まったあの名作ホラーゲーム

館から始まって今は田舎の村ですね。

答えは『バイオ　ハザード』の初代をイメージして詩を作らせていただきました。

今もリメイクなどをしてますし、映画など幅広く活躍してますからご存知の方も多いですよね。

最初は日本語のエンディング曲があったり、エンディングなどが実写だったりしたんですよね。

ドット絵とかでもなくて、すごく新しい雰囲気のゲームという感じでした。

リメイクでは映像の美しさは比べ物になりませんが歌がなかったり、少し展開が違っていたりして少し物足りなさを感じてしまったのは、それほど初代がすごかったのだと思います。

作品ではコードベロニアも好きなのでリメイクしてくれないかなぁと思っています。

そしてぜひ彼が死なないでほしい！と無理でしょうが願っているのです。

バイオシリーズはどれも怖いけど楽しいですよね。

『バイオ　ハザード』の初代の歌はとってもカッコイイので聞いたことのない方はぜひ一度聞いてみていただきたい！

それでは、ここまで読んてくださりありがとうございました。