「片思いから」を含む小説

暁雄（あきお）の幼馴染の由鶴（ゆづる）は、昔から男の子に間違われ、二人でいるとよく『仲が良い兄弟』だと間違われていた。 そんなとき、日本に彗星の如く現れたアイドル、五十嵐奏太。シ…

　いつの間にか芽生えていて、どうにもできないまま終わっていた初めての恋。 　一応、むかし話の『かぐや姫』を下敷きにしたお話です。 　光り輝く竹（物理）を目指した、不器用な少女の物…

雨がずっと苦手だったの。雨音以外何も聞こえなくて、私以外誰もいないんじゃないか、私だけ消えてしまったのではないか、なんて寂しくなるから。 でもね、今は雨の日が待ち遠しいんだ。

石川康太は、幼なじみの佐々木愛子に片思い中。愛子は人気の女の子です。彼女は美しく、頭が良く、多くの人に好かれています。康太が愛子と一緒にいられるように、かっこよく見えるようにする…

京王線・笹塚の商店街にある程よい大きさの青葉書店。看板娘のおばあちゃんに変わり、新看板娘、青井万理望（まりも）がお店を切り盛り。雑誌・新書・文庫の品出しを終えると途端に暇になって…

「初恋なんて気が付いたらなってるもんだよ」 　教室にいると時折、恋愛話ってやつが聴こえてくる。 「もうね、ホントにドキドキが止まらないの！」 　ドキドキ？　私にそんな経験は…

魔王の娘で魔侯爵の妹であるレモネッラ・ド・セッテマーリは、人間界のブルクハルト王国第二王子アルトゥーロ・フォン・ブルクハルトから婚約の解消を宣言される。 さらに兄の魔侯爵アンリに…

夏風邪を引いてしまい、花火大会をキャンセルしてしまった主人公。 そこへ気になる相手から電話があり… キュンキュンした内容になりました。

婚約者のラウレンツ王子の誕生会に出席するため、都を訪れた公爵令嬢のヴァネッサ。彼女は病弱なので(表向き)、ほとんど領地から出たことがない。だから王宮訪問も王子に会うのも初めて。 …

舞台は京都地検。 同じ事務官の京極佐保子からバレンタインチョコレートを貰って以来、楢山賢太郎付きの事務官「笹井稔（ささいみのる）」は、彼女への想いを募らせていた。 そんな矢先、思…

感情が形になるまでは一つの種。 種に水を与えるのは人です、養分与えるのもまた人です、そして活かすか殺すかも人です。 だから私は種を埋めた。

進学先が違うって、けっこう大きな障害。 単独でもお楽しみいただける、「お茶漬け恋模様」外伝です。（1/6)

主人公のりあは、進学校に通う普通の女子高生。 中学でトップクラスだったから、頑張って県内トップの進学校に入ったはいいものの、勉強におわれる毎日。 憧れのJK生活とは程遠く何も無い…

カフェで見覚えるのある年上女性と出会った僕。彼女は一体誰なのか？それが彼女に対して最初に思った事だった。顔を合わせる度に彼女の事が気になり、気づけば恋に落ちていた。しかし、彼女に…

絶望した主人公が自分の生きる意味を見つける物語。

　高校二年の夏休み。健人には好きな人がいた。いつも一緒にいた幼馴染。いつか幼馴染以上の関係になれれば良いと、甘やかなことを薄ぼんやりと考えていた。 お題『男性一人称』 　第五…

　●あらすじです。ネタバレですので以下を読まれないことを推奨します。 　可愛がられっ子の男子高校生主人公、朱音公春(あかねきみはる)はいつも学園で不良少年マークを頭とする可愛が…

姉妹がそれぞれ違った形で想い合うお話です。

異世界転移を果たした先──セイレ王国には花火という概念がないことを知った神崎ヒメ。 最愛の推しシリル・クロスフォード騎士団長へ、花火の説明をしてみても、「どこの戦場だ」と言う始…