「恋人を」を含む小説

卯花桜は、色に関わる仕事をしたくて、イラストレーターになった。少し前から、言葉や感情の色が見えるようになった。 結婚を考えている恋人に嫌われたくなくて、いつも本音を黒く塗り潰して…

大手VTuber事務所『V2』を代表するバーチャルYouTuber、月詠深琴と七瀬カフカ。男女ユニットとして売り出されていた同期である二人は、実はその裏で同棲までしている恋人同士…

ある絵描きが恋人の絵を描いていた。

真っ白な空間。 静かな部屋にいる俺の目の前に、死んだはずの彼女が現れる。 これは夢か幻か。 毎日現れては彼女は色の話をする。 そして話の最後には、いつも同じ言葉を口にした…

・メアリーの部屋（Wikipedia（2024.3.21現在） より） 　フランク・ジャクソンが1982年に提示した思考実験。 　性質二元論または中立一元論の立場から物理主義に…

〈僕〉、水野ヒカルは生まれつき特殊な共感覚をもっていた。危険を知らせる人や物は赤色に、幸せや安心をくれる人や物は薄青色に光って見えるのである。 その体質を気味悪がられて人付きあい…

ヨシ　タクと親友でのりちゃんのカレシ タク　ヨシの親友でまいのカレシ のりちゃん　ヨシの彼女でタクとは高校生からの友人　 まい　タクの彼女

恋人めいた二人が、避暑地の森を歩いていた。 「ねえ、私たちって、どんなふうに見えるのかなあ」 KAC20247「色」応募作品です。

大学進学で、地元を出た幼馴染の瑠奈が帰省したが何かが変だ？

「……鶏肉が食べたくなってきたな……」

ぼくは今年26歳、塾の講師をしつつ《始末屋》として生活している。 ぼくの大切な大切なパートナーは薫子さんといって、恋人だったりする。 彼女はとても美しく、ふわふわの尻尾が生えてい…

絶え間ない努力の結果、恋人の元木直人と順調に交際を続けている打木希美。 二人の仲を嫉妬した会社の先輩から社内イジメに、希美はどう立ち向かう？ KAC20246【トリあえず】参加…

「実は僕、人間じゃないんだ」 あるとき、主人公は交際中の男にこう言われた。 ……どういうこと？

【KAC20246】参加作品。高校２年生の陽菜は幼馴染が書いた百合小説の文句を言うために彼女の部屋へと乗り込むが、幼馴染の佳穂は『トリあえず』というお題に苦戦しており――？

　山口県萩市。かつて長州藩の本拠であったその地に存在している超戦力。それが〝萩市立地球防衛軍〟である。 　今回もKAC2024、即ちカクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ…

円状大陸の中心部にある空に浮く島には、神々の国がある。女神の子であるニニリナは、空島にある学園でアルトリニア王国の王子であるアルトリウスと出会い、恋をして、恋人同士になって、卒業…

夜のチルタイムにかかってくる電話。 聞こえたのはフラれたという君からの泣き声であった。 私は君の恋人にはなれない。 親友としての自分と恋人になりたい自分。 私はどちらを選ぶのだろ…

久しぶりに恋人がお家に遊びに来る。 とりあえず部屋の掃除と、料理と、やることがいっぱいでてんてこまい！ それでも、私は恋人に会えるのが嬉しい。 KAC第6弾、お題「トリあえず」…

「幸せになろう。」 告白のとき、僕はリアにそう言った。 あれから月日が流れ…。 KAC20246 「トリあえず」 この言葉をちりばめながら、シーンを作りあげました。