「視」を含む小説

道標を見失い 忘却すらも通り過ぎた対価 おぞましい旅支度に黒衣を翻し 背負って立つのは命綱 滲み出す虚栄に終末思想を燻らせ 震駭する雲行きに兆候を侍らせた 能書きを這いず…

自分を客観視するためだけに書いています。

『風已みて』の世界、一巡でのとあるお話。 死神の視た赤い夜がやってくる――。 青年と幼女の少しの間の物語。

キンシコウ視点で、十一話直前のセルリアンハンターたちの行動を補完してみました。キンシコウの持っている『ハンター組の保護者感』が上手く表れていれば幸いです。そう、ヒグマは不器用なだ…

執筆するにあたり、プロットなし、計画性なしという私ですが、物語を書く上で重要視しているのは空気感。 その時代、その状況の空気を吸うことによって、登場人物たちがどんな風に判断し、ど…

勇者の賃金はモンスター等の討伐や国税からの一定の支援額で賄われている。 勇者登録だけで家に引きこもるペーパーブレイバー問題や固定ファンから支援金を搾ｓｙ・・・得る形式の勇者団体「…

これは、聴こえる男と視える女のおはなし。

予見の目を持ち国の為に生きる綸国后・伶藍は、綸国を侵略してきた隗国の皇帝・汪凱に宿る軍神を視てしまう。国を守るために汪凱に近づき軍神を調べる伶藍だが、次第に汪凱に惹かれ、彼を軍神…

森岡洋介、３５歳。ＩＴベンチャー企業『ウイニット』の起業に成功した、新進気鋭の経営者で資産家である。彼は辛い生い立ちを持ち、心に深い傷を負って生きて来た。その傷を癒し、再び生きる…

これより語るのは、始まりの物語。 人の世の始まりにして、神の世の終わりの物語。 土に埋もれ、森に覆われ、次の逸脱者によって見出されることを待った物語。 決して人の世にては全てを語…

友人は視たが、間近にいたボクは全く気がつかなかった話

幼いころから怪異が視え、殺されかけたことが何度もある理央は、愁という転入してきた男の子から強制的に“潜在能力”を解放され、能力者と呼ばれる術使いになった。愁の戦闘術、春人の時空封…

決められた運命はぶち壊せ！ 息もつかせぬSF青春ストーリー 「どうして俺が殺人鬼なんだよ!?」 感染した人間は必ず、“自分の未来”を3分だけ体験する奇病にかかった少年レオは、人…

同人作家とゴスロリ女のありえない出会いから始まる、ちょっとイタい同人青春ラブコメ！ 【登場人物】 ★ジャックナイフ……同人サークル「ぼたもちジャック」の小説書き。この物語の主人…

長年住み慣れた街の記憶が忘れられない、転居してもなお気持ちは以前の住処に心が奪われる。東京は桑海の変甚だしく代々木上原もしかり、昔の風景は殆ど消え失せ魅了するものなど一切無いがそ…

眠ると‥必ず１年以内の…いわゆる予知夢を視ちゃう、あたし-有川　美映《ありかわみえ》ｱﾘｶﾜ　ﾐｴ 　そして、ある日を境に　どんどん視なくなる　あたし…でも、それで終わりではなか…

「あの……藤宮君……。掃除が終わったらコンピューター室まで来てくれないかな。私、待ってるから……」 学校一の美少女である達視悟美（たつみさとみ）から呼びだされた俺はなぜか哲学部…

「怪物と戦う者は、その過程で自分自身も怪物になることのないように気をつけなくてはならない。深淵を覗く時、深淵もまたこちらを覗いているのだ。」 ニーチェ 善悪の彼岸より もしも…

生まれつき、何でも視えて何でも聞こえてしまう。 知らないフリして我慢するけど、 ブチッとなったら最後まで。