3話まで読んでのレビューです。とっっってもおもしろいです!軽快で明確なキャラ描写は読んでいて映像が浮かぶのでスラスラと読めました。キャラも、セリフを重ねるごとに魅力的に見える要素がたくさんあります。文章もしっかり読ませてくれていて、途中に「木材に釘を打ち込む時のように、コツコツと少しずつ進めるしかない。焦って一息に打とうものなら、釘はあらぬ方向にぐにゃりと曲がってしまう。小説も同じだと思う。」という文があるのですが、小説を書いたことのない自分にも共感できて、作者がキャラの気持ちやシーンの情景、雰囲気を上手に伝えることに慣れているのだなと感じられて、読んでいて安心感がありました。話も絶妙なところでくぎれていて、ずるさを感じさせるほど続きが気になりました。同人活動という設定がどうやって物語を揺さぶり、花を咲かせるのか非常に楽しみな作品です。