「しかし本当は…」を含む小説

　美優は、しずくのイマジナリーフレンドである。しずくにしか見えない彼女は、しかし、確かに存在している。しずくがそう感じることは、最大の証明だった。 　しずくはいつしか、美優に恋を…

本当は死ぬはずだった僕は、名前も知らない誰かによって2度目の人生をプレゼントされる。 そこで出会った、彼女と彼は僕の人生に色を付けてくれた。 運命に翻弄され苦し続けた僕と君。そし…

雨の日に出会った女性は、柔らかく笑うのが印象的で、俺はそれがとても好きだった。 ――本当は、あんな嘘をのこして、いかないでほしかった。

矢代 翼…高校2年生。いつも静かで常に一人でいるイメージが多いが、実は明るくてとても元気。コミュ障で人と話せないだけで本当はみんなと仲良くなりたい。一定の人には心を開いていて、自…

柚木美優（ゆのぽん）と、篠原和馬（しのりん）。 ふたりは、いわゆる「腐仲間」。 ふたりには、よく似ているけれど本当はとても違っている秘密がある。 それでもふたりは仲良しで、放課…

　家族のために生きるということは、一方的なようでいて、その実知らないうちに相手から助けられていることでもあります。鋭い人なら、相手から伝わってくる感謝の念が、自分の心を満たしてく…

Twitterのフリーワンライでたまーに参加して書くであろう産物置き場です。 カクヨムシステムをまだ理解出来てない新参のダラダラした文。短編苦手なので即興で話を組み上げてライティ…

高校二年生、相野 和人（あいの かずと）。 １５センチ以上近づくと女性は彼に惚れてしまう。 そういう体質だった。 私、高校二年生、榊 知奈（さかき ちな）は彼の幼馴染みで、唯一…

『恋愛応援同好会』は笹舟学園非公認の同好会だ。 会員は銀之上ただ一人。最早同好会と呼べるかも怪しいが、口コミは上々。 この同好会は元々二人。 銀之上は、元・相棒が転校した後も一…

誰もが一度は経験したことある恐怖の瞬間。 感じる視線や気配。 それは本当に気のせいなのだろうか。 異世界とそこの住人とは 本当は背中合わせなのかもしれません。。。 あな…

君が本当は誰のものでも 今夜だけは、君を僕のものにしてしまいたい。 (素敵な企画を考えてくださった「ありがとう」の気持ちをそっと忍ばせて)

少女と見紛う美貌の母、色子。 色子とは正反対の娘、諒子。 色子に似た人形を作り続ける男、誠司。 「髪を伸ばして化粧をさせて。それで色に似れば喜ぶんだね、誠司さんがさ」 そのキ…

さるかに合戦の蟹って、本当に善人なんでしょうか？ 柿の種からしてみたら、実はとんでもないブラック企業の社長体質なんじゃないでしょうか？ そんな視点から、さるかに合戦を再構成してみ…

合理的な勉強法が、成績を伸ばす一番の方法だ。 無駄のない仕事こそ、業績を伸ばして安定した地位につける唯一の手段だ。 怒鳴られる度に、叱られる度に、こんな言葉が飛び交う。 それ…

　バーウィッチの市街地で暴れ回った朝比奈薫は気がつくと暗闇の中に倒れていた。ふと、思い出される最後の光景から、彼女は自分が死んだと思い込んでしまう。 　しかし、本当は街を破壊し…

あることをきっかけに引きこもりとなったハル。頭こそ良いものの、それと言った特技はなく、頭の良さは勉強にいかせず、ゲームなどをして生きていた。 無為にすぎる時間の中、空白の記憶によ…

高校生になって、およそひと月。 友達はなんとか出来たものの、本当はみんなのノリに ついていけない坂東 燈は、ある日の昼休み、トランプ ゲーム『大富豪』で最下位の大貧民になり、罰…

安全日。とても安心感のある字面だ！ その日の安全は保障されているような気がする。 安心感を得るために、 処女でそういう予定もないのに、私は自分の安全日を確認する。 とある安全日…

恋人からの暴力に傷つく私が、ある晩偶然に出会ったのは、 名前も教えてくれない年下の男の子だった。 彼の秘密と恋人の執着に怯えながらも、惹かれていく心は……止められない。 あなた…

朝ご飯抜きで通勤電車に乗り込む麻耶。 何となく漬物を思い浮かべてしまったが最後、妄想が暴走を始める。