「万人向け短編ミステリー」を含む小説

『私達魔女は今も存在しているの。人間に捕まらないために、森の奥で…。』 一人の少女は、今日も【コイン】をばらまく。 それを拾った悩みを持つ人間が、店に来るのを待ちながら…。 …

　政府公認殺人鬼の数は全国で三千人にものぼるという。中には世間と折り合えず凶行に走る者も現れる。 　ゆえに殺人鬼組合は“予防措置”を彼女に命じた。殺人鬼の力で殺人鬼を狩る若干14…

寂れた街の一画に夕暮れ時から開くカフェがあった。マスターの名は玉那覇 進。コーヒーの匂いが外へ漏れ出す頃、様々な客が憩いを求めてやってくる…。 今日も「café TIME」開店で…

鳴海、重吾、琴の三人は翌日、動画サイトに初投稿しようとしていた。 だがその前日、友人からの連絡が全く取れない。 やがて、電話番号が消去され、ＳＮＳからも、アカウントが無くなり…

ある日僕の口が奪われた。 パンデミックに感謝？ 男、登場。 万事解決？

探偵は気がつくと、見知らぬ部屋の中だった。 目の前で起こったのは、包丁による殺人。探偵に浮気調査を依頼していた男が刺されたのだ。 もう一度、気絶したあと、探偵は浮気調査の依頼人の…

《寺野綴縷（てらの　つづる）》 ・本記録の中心的執筆者。「知りたがり」な少年。 《匿名の四年生》 ・大人が舌を巻くような神童。「多重人格」の少年。

「トレードする、この5枚の内、最もふさわしい1枚をお前が持っていくって言うのはどうだ？　カードに選ばれた持ち主。物語の主人公みたいで面白いだろう」 　菊池の言葉に柴崎は考え込ん…

願い橋。 もともとは空想の産物と思われていた。 この橋を渡れば、どんな願いもかなうという。 死んだ人に会いたい。 昔、好きだった人に「好きだ」伝えたいなど、 どんな願いでも。 …

趣味で書いた短編ですが読んでもらえたら幸いです。

3000pv突破！！ オリジナルのショートショートをショートショートでショートショートするショートショートの物語。

問に対しての解答と解説です が、これら全てが正解というわけではなく 真なる正解は読者様の自由です。

参加者の皆さんには四つの繋がっている部屋に入ってもらいます。 部屋の中では一時間に一人死にます。 ですがそこでは一つの【生のルール】が設けてあります、そのルールは自分たちで見つけ…

目を覚ますとそこは見たことのない世界。 そこには神と名乗る生物が存在し、ここは死後の世界だと言う。 死人なった僕の記憶は消滅し、過去の自分が何者であるかを確認する。 果たしてそ…

極限に文章をミニマム化しています。

どこかに存在している『よろず屋うろん堂』女店主は言う。 ここは、よろずのものを取り揃えてはおりますが、それをあたな様にお売りするかどうかは、こちらで決めさせていただきます。いえ…

高層ビルが立ち並ぶ都会に突如現れた食堂『トメの味』。新しい食堂のはずなのに、古臭い一階建ての建物であるため、かなり場違いな様子である。しかも、食堂を経営しているのは、90歳くらい…

旅を夢見る主人公は、そこである1人の女の生き方を目にする。

リットは食事を終えたら、読書を再開しようとする。 しかし、肝心の本が見当たらない。 「あれ、どこに置いたっけ？」 そこで、助け船が来る。 リットのお母さんが本の場所を指さした。