よろず屋うろん堂

作者 和響

60

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★★★ Excellent!!!


『よろず屋うろん堂』を起点に始まる、様々な人の物語です。
人間の持つ様々な感情、心を浮き彫りにしつつも、最後には「大丈夫だよ」とすくい上げてくれる物語の数々。
短編になっているので、とても読みやすく入り込みやすいです。

今の時代だからこそ読んで欲しいお話がたくさん。
読む人それぞれの解釈で、読んだその時々で刺さるモノに違いが生まれそうにも感じました。

第一作品後半の流れも、そうきたかと。構成力も驚かされます。
『よろず屋うろん堂』。たくさんの方の目に触れて欲しい作品。おすすめです!

★★★ Excellent!!!

『よろず屋うろん堂』にまつわる短編集です。

ここには、どんなものでもおいてあります。
ここに入ったならば人生が変わることでしょう。

値段は、一度お持ち帰りになって、その人自身が決めます。


色んな人たちがうろん堂にやってきます。
小説家。
親を亡くした少女。
夫婦仲がさめた旦那。
美しくなりたい女性。
などなど。

色んなものを買っていきます。
眼鏡
交換日記ノート
藁人形
ワイングラス
素晴らしい帯
これらの何気ないアイテムが奇跡をおこします。

メッセージ性あります。
感動あります。
忘れていたことを思い出させてくれます。
大事なことを再認識させてくれますね。

素敵なお話です!

★★★ Excellent!!!

いろいろな小話が集まったお話で、それぞれが興味深く、楽しめる。
お客さんは年齢も様々で、それが幅広い物語の世界を創り出す。
ここの妖怪?は、ナゾであり、このお店の女主人もナゾである。
いや、この店自体が謎なのだ!
だから、うろん堂!
うろんな人、もとい、いろんな人が、この妖怪に誘われて、やって来る。

そして、この妖怪は、出張もする。
それは、更なるナゾを巻き起こし、ミステリーをふんだんに盛り込んで、読者をうろんな世界へと導くのだ!

このお店、もちろん、うどん堂ではない!
食べるところではなく・・・・〇〇られるところ!
ホラーなのだ。
でも、哀しくも、温かいホラーなのだ!!