「ホラー ショートショート」を含む小説

彼女は小説で賞を取った。 私は未だに何一つかすりすらしたこともない。 彼女は言う。 「本を読む時は暴力や痛みを読ませてくれと思いながら読む」と。

夢の中で、これは夢だと気づいた。 初めてみる明晰夢は、結婚式場だった。だがこの会場は何かがおかしい。 招待客が全員、白い衣装を着ている。ウェディングムービーが全て心霊写真。親族…

アニバーサリー＝記念日　夫の７回忌は、残された妻にとっては・・・？ ８作目の８００字ショートショートはSFでもホラーでもありません（笑）短いながらも、彼女の心情が少しでも表現でき…

最近、巷で話題になっている「マンホールの巡礼者」 マンホールの上で祈り、恍惚な表情を浮かべ、次第にそこから離れられなくなる人々。 彼、彼女らは一体何を見て、聞いて、どんな体験をし…

視線って、怖いですよね。

KAC2024の２番目の「住宅の内見」では別の短編を間に合わせたのですが、その後、８００字ショートショートに嵌ったので、このお題でも描いてみたくなりました。で、描いてみました（笑…

人による怖さ。 逆に言えば生きている人間全てに通じる怖さはないのかもしれない

実話をもとに書いています。

わたし達が当然のようにやってしまっていること。

私には小さいころから妖精が見える。 こちらこちらと道行く方向を示してくれる可愛い妖精たち。 だから私は間違った道を行かない。 メルヘンチックだと思われるかもしれないけど本当なんだ…

ほぼ200字で書くほんのりと怖いショートショート集

　急に、小学生だった時のことを思い出した。 　旧校舎の理科室にまつわる、ある噂を聞いた時のことだった。 　わたしには友達がいなかった。 　だからわたしは、※※※※※することにした…

就職してから誰と会うでもなく、会社と家の往復だった。 唯一の癒しは家の駅近くのコンビニ。 決まったお兄さん、決まったお客さんがいて何となく安心感がある。

俺が暇つぶしに覗いているがらくた市で、文庫本とメガネが置かれていた……。

KAC2024参加作品です。 お題：めがね