「ディストピア カクヨムオンリー」を含む小説

「あなたのこと、助けたいと思える私ならよかった。 　でも、できない。……私も、あなたにいじめられてたんだと思うから」 科学よりも宗教が優勢になった、とある未来の時代。 悪人は「…

やあ、君は未来技術の1つであるライフチップや、過去tubeを知っているかい？知らない？じゃあ、僕が説明してあげる。

暇を持て余した私は小説家になろうと思い、猿とタイプライターをかったのだった。

マスク越しの会話って大変。でも、そんな時にある画期的な製品が発売される。

陰キャ、メンヘラ、イキリクズ。 非生産的なヤツらが、遊ぶ金欲しさに一攫千金を企てて、結果的に世界を救ったりします。 2040年、日本は社会危機を乗り越えて、長らく続いてきた資本…

女性だけが罹患し死亡するというパンデミックによって、人類は絶滅へむかっていた。 国家も宗教も民族もその価値を失い、混沌とした社会は、ただ強い者だけが生き残る、過酷な世界となってい…

北海道札幌市、その街に住む者約２００人。突然魔物が市内に現れ全道民はほぼ避難していた。 朝波冬夜30歳は魔物討伐の為、新しくペアを組むことになった少女と行動を共にするが、コイツが…

本年も全国ゴールくじの抽選日となった。役所で、防災無線で、国営放送でくじ引きの様子と当選番号が発表される。KAC2021 10回目お題「ゴール」参加作品。

ソロ・ミームと開発者の呼ぶウイルスがばら撒かれ、世界は滅亡の危機に瀕している。 レジスタンスに所属する私は、ソロ・ミームの開発者にナイフを突きつけた。 そこには、私だけの目的が…

近未来、FORMOTHERと呼ばれる独裁者によって支配される国。 情報統制、検閲、反対する者への弾圧といった独裁がまかり通っている。 その中で主人公が後の世に残したいものとは？

私は、世界でいちばん幸福な国に暮らしている。 そして私は実際、ほんとうに幸福だ。 ここは、尊い感情しか存在しない国だから。 そんな私はある日、国の外れに向かい、とある仕事をこな…

この国をつくったひとは子どもが大好きだった。 だからひとびとの遺伝子をいじって、１００人にひとり、永遠に大人にならない子どもがあらわれるようにした。 時が経って、ある日の同窓会…

やっとタイトルを決めた短編を私はネットの海へと送り出す。そしてふとある事を思い出しかける…… 登場人物１名のみ。KAC2021 6回目お題「私と読者と仲間たち」準拠のSF短編です。

感情なんて非効率的だ。 人類がそう気がついてから、それなりの時間が経った。いまでは、感情を身体から切り離してアプリ化しておくのは当たり前のことだ。 アプリを起動すれば対応した感…

私たちはただ大学のサークルの合宿に来ていただけ。 みんな、楽しみにしていた。 それなのに。 異常なできごとが、次から次へと起こった。 次々に、みんな死ぬ。あっけなく、死んでいく…

その子が直観すると、世界に十字架が生える。 しあわせな世界で。 世界に歓迎された天才少女の親友だった少女は、みずからの幸せを考える。

不気味な遊園地。 灰色の服を着た遊園地の管理人。 回り続けるメリーゴーラウンドで、延々と走らされているペガサス。 とある目的を持って、カンラという名の彼女はこの遊園地にやって来…

週刊少年小説”ディストピア”

太陰暦2021年。 スズキ　ロクは新米刑事として、現代の平和を噛み締めていた。 もちろん事件が起これば駆り出される。 それでも、街の平穏がこの手で守れることにやりがいを感じ、 …

　憲兵隊に所属する少女・ライカは、日々の任務を通じて、やがて自分の世界に疑問を持つようになる。