「クラゲ」を含む小説

カクヨム３周年記念選手権参加作。 お題は「２番目」です。 アムとトゥトゥが訪れたのは海龍祭。 海月レースで、アムは超大穴に賭けることにして……。 手に汗握るアルマナイマ星のレー…

クラゲの漂う水槽をずっと眺めていると、空をふわふわと自由に飛ぶように見える気がします。 小学校低学年の男の子の葛藤と自立を通じて、彼自身の目から「生」とは何か、という問いを考えて…

水平線でダンスをするクラゲを見た、ボクと亀の他愛のないやり取り

　山根紀子﹙やまねのりこ﹚は、心の会に来ていた。 　心の会というのは、近所の奥さん﹙いつもテラテラと光る赤い口紅をたっぷりと塗った﹚が、開いた会で......

夢で見た内容をそのまま文章化しました

クラゲをテーマに書いてみたくて書きました。

西暦2054年 日本の科学は大躍進を遂げる。 だが、その代償は… 少女、天宮月華は、クラゲ的小動物!?や、明るく元気でちょっと天然という少年、日比谷陽生と出会い、成り…

教師の持ち込んだ水槽。その中にはクラゲが浮かんでいた。少しずつ受け容れていくクラスメイト達の中でただ一人、クラゲに敵意を抱く少年がいた。 追記 2018年7月27日付 現代ドラ…

私は街を浮遊する一人のクラゲだ。

不眠に悩まされる大学生（もしくはくらげ）が後輩（もしくはくらげ）に眠りに誘われるだけのお話です。

今夜世界が終わるなら。 あなたは誰と過ごしますか。 ※第六回本物川小説大賞用に書いたものです。 コンテスト期間終わったので、タグ外しております。

フリーター生活で孤独にすっかり慣れてしまった僕は一人旅で鳥羽水族館へと向かった。 館内を回り気ままな水槽巡りを満喫して最後に訪れたクラゲの展示スペース。 そこで僕はひとりの女性と…

腰丈くらいの紅葉や楓、こどもが作ったくらいの大きさの築山、ひらひらとした尾びれが綺麗な赤い金魚が優雅に泳ぐ小さな池。 お伽話の世界の様に風情のあるこじんまりとした坪庭で目覚めた…

「ねぇ、梨世。僕達は出逢わないほうがよかったかもね」 うららかな春の太陽が、地平線へと沈む前の夕暮れ。 差し込む西日がショーウィンドウの水槽を通り抜けて、深海のような揺らぎの空間…

　「我輩は神である。名前はまだない」 　突如現れた全裸の少女は、自らを神だと言う。 　凄腕の傭兵として知られ《剣鬼》の異名を持つ青年と、神を自称する少女との出会いが全ての始まり…