「鬼」を含む小説

壊してくれるさ、骨の髄まで、お前を。（※重複投稿しています）仲仁へび ２０２４.０３．１３簡易チェック

「巫女殿が信じてくれるだけで十分だ」 斉子が小さな頃から何度も繰り返し見るのは、鬼といじめられている金色の髪の少年を庇う夢。 将来は母や大好きな兄と同じく琴の奏者となることを目…

風代朔羅は魔法使いだ。いや、正確には見習いである。

「この、世界、には鬼、が、存在する」と、赤い瞳をした女性は瞳と同じ色をした髪をなびかせて言った。 　辺り一面緑で覆われた広場の真ん中に１本の桜の木が立っている。品種はソメイヨシ…

とある時代のとある皇帝、剋帝姫舜には実しやかなるものが見えていた。 百鬼百邪が蔓延る世界を、日常的に見て小慣れてはいたものの、人の顔にまでそれが浮き出る。 人の顔は黒い靄とそれを…

殺死杉刑事は殺人鬼を法廷を通さずに処刑することで残された遺族と自分の恨みを晴らしつつ自身の殺人欲求も満たす一石二鳥のお得刑事である。 そんな彼の穏やかな日常であるとか、事件である…

人間が死んだ後に最初に向かう場所、地獄 不慮の事故で死んだ 神無正悟（かんなしょうご）は亡者の身で ひょんなことから地獄で就職するが 彼には一つ刑罰が科されている 「絶対に女性と…

周りの恋愛至上主義に嫌気がさし、鬼の宰相と名高いレオンとの偽装結婚を決めたクリスティーヌ。変装＆偽名で文官として働くが、新しい上司は、なんと夫！　私に気付かない彼が甘すぎてドキド…

東雲綠(17) 憑き護の青年。普段は大人しくあまり目立たないが、いざという時は誰よりも行動的になる。 座右の銘【事実と言うものは存在しない。存在するのは解釈だけである】 一時久…

鬼を退治する鬼狩り一族として人々の間で名を馳せる、狩谷（かりや）一族。 一族の血を引く娘でありながらも、桃花（とうか）は狩谷一族の父が女中に手を付けて生まれた不義の子として使用人…

　友人を介して知り合った女性は、自らを鬼だと言った。なにかの比喩ですか、と尋ねると、女性は眉をひそめて否定した。実際に自分は鬼だというのである。おかしな人だとは思ったが、べつに自…

「本も音楽も映画も、このくそったれな毎日を生きるためにあるんだ！」今日もホームレスのおじさんは安酒を飲みながら高らかに笑う。 パンクロック大好き、ろくでなしで、無頼漢！！ 理不尽…

隔たれた世界からやっと生まれたこの思いで精一杯泣きたい。猿でもガッツ石松でもそれは人間なのだ。あなたの子だ。だから、愛しくなくてもいい。愛しくても親元から離してもいい。小さくなっ…

男子高校生のムヤミはたくさんの友達と鬼ごっこをしていた！　卑劣な手を使う数々の鬼をえんやと躱し、果ては突然の大型トラック、数多の暴漢、飛び交う刃物もなんのその。しかしその果てに襲…

女子高生の平並　美香（ひらなみ　みか）はある日、路地裏で殺人鬼と出会う。 恐怖で目を瞑る。 目を開けると死体があった。 この事件をきっかけに少女は超能力に目覚める。

「あなたは鬼の王、温羅の孫です」ごくごく普通の少年イクサはそう告げられる。そして、〈鍛冶師〉と呼ばれる存在によって異能に染まっていく者達がいると聞かされる。大切な人達の日常を守る…

アルバイトとして、星座山で行われる旅行会社の企画に参加することにした主人公たち。そこで起こったのは、十二星座に見立てた密室殺人事件！？主人公は「侵略者(インベーダー)」を名乗る殺…

異星人との接触を描く『降りてきた天使』を、再び改稿・改題しました。 次の作品に感動し、書きました。 イラスト： 『図書館』　https://www.pixiv.net/artwo…

どこにでもいる平凡な事務員、黒井瑠璃子は異世界に聖女として召喚される。そこでは瑠璃子以外にも聖女が召喚されていた 殺人鬼聖女、半月優子は教会の上層部を惨殺した アンドロイド聖女　…

成仏したはずの弓道場の武将がいまだに居座っていた。そのことで相談を受けた朝矢は弦音とともに弓道場へ向かった。すると、弓道場の武将こと横谷仁左衛門武村はある女子高生に一目ぼれしてし…