「何でもござれ SF」を含む小説

「ねぇ？　おかあさん？　一番強い動物って何？」 寝つけぬ子供の純粋な好奇心に、母親は真摯に答え続ける。 ありったけの愛情をもってして……。 優しくも切ないＳＦ掌編。

超巨大迷路女子寮『少女九龍城』に集まる大勢の少女たち。 部屋数は不明。住人数も不明。地図があっても迷子になる。 毎日のように超常現象が起こる少女九龍城で、 彼女たちは自由気ままに…

放課後の校舎、俺は少女に出会う。 彼女の名は七鮎川円花。 魔王の復活を目論むマモノと戦う魔法少女。 そして街には動く死体が溢れかえる。 これは魔王と何か関係が有るのか？ この作…

高校2年生の主人公の花菜は夏の暑い日、学校からのいつもの帰り道で、奇妙な体験をする。強い風が吹き目を閉じた花菜。目を開けたらそこは不可思議な異世界だった。 そして始まるは悲しき…

社会人の俺は人生に退屈を感じていた。 世界は変わり、効率と機能性を重視した世界になった。 そんな世界で俺は日常を生き、人間の社会に関わる。 食品と俺との関わりを書いた純文学。

純粋で真面目な出会いを探しているネットでの出会い系サイトの繋がりから、１５年ぶりに出会った運命の恋人、名残刹那（なごりせつな）との再会。 学生の頃の面影は眉を伏せ、二人ともいい大…

未来の世界、人類は他の惑星に進出し、開拓を行っていた。だが、ある日開拓惑星ミ ューズ２６から連絡が途絶えた。惑星で一体何が起きたのか？ しかもその原因を探る調査隊の隊員が突然原因…

ある日、人類は地球を挟んだ月の正反対側に「黒い月」が存在するのを認識した。 一般市民はおろか、天体観察を生業にしている専門家さえもいつからそれが存在し始めたのか見当が付かなか…

空気が薄い。 私は喘ぎながら目的の頂上を目指した。 日暮れ前には何とかたどり着いた。 岩陰から向こう側の山稜をビノキュラーでそっと覗き見た。 夕闇迫る一望に山々の稜線が拡がってい…

桃瀬透花は、何不自由なく育ってきた高校生だった。 優しい両親に、春夏秋冬のイベント。大好きなボーイフレンドもいて、毎日がとても楽しい時間だった。 しかし、別世界の自分から送ら…

　人の脳波を人工知能に同期させ器械を動かすことが当たり前となった時代のお話。 　兵士も、兵器を直接操るのでなく、脳波を兵器の人工知能に同期させ戦っていた。脳がその負荷に耐えられ…

世界平和実現が夢の一人の少女の人生の物語。 彼女は世界平和のために『神の証明』に挑んだ。

青い海！白い雲！ 帆船が行き交い、大砲と魔法が飛び交う異世界の何もない島に一人の日本人が飛ばされました。 何の説明も、特殊な力を授かる事も無しに… 彼は帰れるのか？生き残れるのか？

　突如地球に襲来した外来生命体『アントル』彼らは地球へ降り立つと、次々と人間を殺して回った。 　人類が持つ兵器はまるで意味を成さず、世界中で同時多発的に起こった地球外生命体からの…

怪奇現象に立ち向かう少年の物語。 　「血塗られた魂」 高校1年生の近衛。何の変哲もなかった高校生活だったが、ある少女との出会いにより災いが降りかかる。 　「不自由な能力」 超心理…

西暦２０ＸＸ年。 東京直下を襲った大地震により都市は倒されたビルや家屋で瓦礫の山と化した。 その瓦礫の処理をどのようにするか、政府は思案に思案を重ね、一つの結論を出した。 「東…

小夜にムーシケーが何かを伝えようとしている。 けれどそれが何か分からず小夜は困っていた。 楸矢は音大への進学は決まっているものの音楽家になることを望まれていたわけではないと知り、…

何のデバイスもなく、脳だけでインターネットに接続し情報を扱えるようになった社会。進化する社会の中で、世界の誰よりも巧みに脳を扱う少女がいた。 限りなくファンタジーなSF。 続…

私大の二年生、花井田広大は自分の部屋で目覚めると、すぐ側に戸破多歌という女性が寝ていることに気付いた。 広大の昨晩の記憶はあやふや。しかし多歌とのやり取りで記憶は甦って行き、単純…

【初出：2019-20年、「カクヨムコン5」応募作品（未完）】 【2020年1月（旧アカウント退会直前）時点での星：★507】 「わたし、アスナ。2009年の未来から来ました！…