「奇妙 短編」を含む小説

クロフネ3世が執筆した短編ホラー小説集 日常から非日常へと迷い込んだ人間たちの世にも奇妙なストーリー

お喋り傘《アン・ブレラ》は今日も人間と過ごす。 真っ黒で無駄に大きく、そして――喋る。口もついていないのに喋り続ける。 誰かの元へ俄雨のように訪れ、暴雨のように爪痕を残し、まるで…

1話完結の短編集です。サクッと読んでいってください

うずら　カナモリ　塩くん 　 　がラジオする 　カオス　　な　　世界 　どこから読めます。また読者置いてけぼり展開なので、意味不明だと理解した上で見てほしいのだ。 …

二卵性双生児のため見た目はまったく似ていないが、槇絵と千草はとても仲の良い姉妹だった。そして、二人が同じ高校に進学したころから、千草に奇妙な手紙が届きだす。ラブレターと言えなくも…

「４月２６日、隕石の衝突によって海は干上がります。大いなる旧き支配者は、世界に再び翼を広げるでしょう。そのあと、特殊な粒子を散布して、海洋陸生問わない生物を守るバイトをしませんか…

ある夜、両親の寝室から妙な音が聞こえた。 行ってみると、そこには見知らぬ男がいて――。

　俺の名は米村覚馬。ヒト型戦闘ロボット『キル・オール・コマンド（略称ＫＡＣ）』の操縦士として地球軍に雇われている。 　俺の相棒はＫＡＣに搭載されたＡＩだ。名前は『ニコリー』。彼女…

小栗家の茶の間は風雲急を告げていた。 長男の嫁・信子（４０）が頭を打ち付けた際、前世では異世界の男爵令嬢であったことを思い出したのだ。 しかも、王太子との恋がもうちょっとで現実に…

十六夜堂──それは何処かにあるはずの不思議な雑貨屋 そこで人は、己の願いを叶える奇妙な道具を一つ、手に入れることができるという これは、そんな雑貨屋を訪れた人々の記録

僕は小学生だけど、これでも立派な受験生。 放課後は塾のない日も、一人で図書館で自習するぐらいには真面目な子どもだ。 いつものように勉強していると、視線の先にとても奇妙な男がいた。…

学科一小さいマメちゃんと、学科一ツラの良い男、西村の奇妙な関係が始まる物語。

安斎さんは病室をすぐに抜け出してしまう困りものだ。さらに厄介なことに、安斎さんは一番若いナースの七瀬さんの言うことしか聞こうとしない。おちゃらけ変態ジジイと美少女ナース七瀬さんの…

旅する民族と奇妙な交流をする話。

空爆が咲く。人が死んでいく。 妹を死なせはしない。私は、私たちは、きっと生き残る。 必死な姉妹のもとに、突如奇妙なフクロウが降り立った。 ホッホウ、ホッホウ――いろんなことを問…

灯りの点いていない暗闇の中から毎晩音がする。

短編連作です。シリーズのインデックスはこちら： https://kakuyomu.jp/works/1177354054888696470 彼の名前はダベンポート。仕事は王立魔…

　マシュー・エステベス、十六歳。クラスメイトを殺害した少年は、新薬の被験者となった。 　薬のおかげで、前頭葉の働きを回復していくマシュー。理性的判断を取り戻したはずの少年は、しか…

男と男が話をする。彼らはどうにかここから出ていきたいと思っているのだろうか？ 現実から逃げる方法は実に奇妙な形で女にやって来る。