「見えないよ」を含む小説

九条 碧海（くじょう あくあ）は幼い頃から亡くなった人の想いの塊、すなわち幽霊と会話する能力を持っていた。 気になる女性がいたとしても、女性たちに憑いたモノが見えてしまうというそ…

茜町の路地の奥には普通の人は見えない赤い鳥居がある。その先には万屋があり、訪れた人の悩みを解決してくれる。高校生の海里はとある悩みを解決するためにそこへ向かう。そこで待ち受けるも…

昔からソレが見えた。 ソレはその傍らに立っていた。 ソレがいわゆる「死神」だったんだと分かった。

少年と彼にだけ見える天使のお兄さんの話。 人の目について描いた作品でもあります。 2022年5月発行『掌編小説とエッセイのアンソロジー　BALM（赤盤）』寄稿作品 通販：htt…

あらすじ 初見で行ったらかなりの確率で迷子になってしまう駅。その名は新宿駅、一部で新宿ダンジョンとも呼ばれるそこには壁が見えないくらい多い人、ビルに映る３D巨大猫、妙…

※センシティブな内容が含まれております。ご注意ください。 俺は牧場労働者。 邪魔な雑草を刈り取るように命令された。 その雑草は一面に茂っていた。 ☆三題噺のお題： 価値、ア…

　姉が死に、陰陽道の家元に踏まれた双子の妹の私は、姉の婚約者だった政治家の青年と結婚することになった。実はずっと好きだった相手で、初恋の人だったが、姉の死を喜んでしまうようで嫌だ…

生まれつき色の判別がつかない色盲を患っているダイキは、父親に紹介されたアパレル会社でアルバイトをすることになったた。雇い主となったのはなんと同い年の女社長。天才的な色覚を持つ彼女…

草刈作業に従事した体験者が行う、ある”対策”とは？

瑞曲には銀券の文案がある。「何をしているんだ周鳴初、私が見えないし、私と話ができないのは、つらいのではないか。自分がバカだと思っているのではないか」周鳴初は彼女を見て、ゆっくり目…

我慢していることやめればいい そんな気持ちにさせます

神崎京子(かんざき きょうこ)は占い師である。人間を見る事が仕事だ。こちらの仕事は趣味の延長線の様な物で本職は…

唯一の家族であった2つ上の兄(雄一)の突然の死から兄の分まで生きることを決め、物語は進む。 兄が亡くなる直前付き合っていた"彼女"雫玖(しずく)と出会い、兄の死からショックで暫…

皆さんは霊媒師、幽霊、呪いについて信じていますか？今起きている出来事や目の前を通った人、自分が生きている人間なのかそれをどう証明しますか？自分が生きている人間だと証明は病院に行け…

人には見えない"妖"が見える少女、入舸沙月。 周囲の妖達は、沙月の事を「入舸の妖絵描き」「入舸の百鬼夜行」と呼び慕っていた。 沙月の家は、代々"妖"と暮らし、"妖"と"人"の境…

仕事でミスを重ね、取引先に損害を与えてしまった俺は、残業で遅くなり最終電車に間に合う時刻に駅に着いた。 乗った電車は各駅停車のはずなのに、ある駅を通り過ぎてしまい―― ↓架空の…

女性が少なく男性が多いという不均衡の世界で、真一郎（しんいちろう）は響（ひびき）の心を射止めることに成功する。しかし響は貴重な同性の友人である鈴音（すずね）のほうが大事なように見…

夏休み最終日僕は「私の事見えますか？」と女性に声をかけられる。 僕はひょんなことからそこ女性と共に淡い思い出が詰まった山へと登りに行くことになった。そんな物語。