「切ない 恋愛」を含む小説

　西ヨーロッパ、ポルトガルのポルトから、小さな恋の物語をやわらかな春の風に乗せてお届けします。ポルトのフランセジーニャが有名な小さなお店『カフェ・サンティアゴ』での、主人公「ミッ…

私も始めは世間知らずの無垢な少女でした。 それをレオナード王子は可愛いと言って大層可愛がってくださいました。 大した家柄でもない貴族の私を娶っていただいた時には天にも昇る想いでし…

大阪から東京本社の営業部に異動になって三年目になる佐伯怜二。付き合っていたはずの"カレシ"は音信不通、なのに職場に溢れるのは幸せなカップルの話ばかり。 そんな時、入社時から面倒を…

「いくつになったら、そらにもおちん●んが生えてくるの？」 未来永劫生えてこないことを知らされ、幼いころショックを受けた染森そらは高校生。 「男性」でもない「女性」でもない、「…

　カクヨムのエッセイ・ノンフィクションカテのランキングで週間＆月間ランキング１位を記録した「素直になりたくて～交換日記が繋いで、そして壊した青春の甘い思い出」の続編です。 　幼…

私には大好きな人がいる。 でもその気持ちを打ち明けることは無駄だと思っていた。 でも1歩踏み出したとき そこには沢山の幸せが溢れていた もし願いがかなうなら 私の大切な人がずっと…

　神屋敷明日香は、高校一年生の時に初恋相手からフラれてから、他人と距離を置くようになる。だが、高校を卒業し、大学一年生になった今も、明日香は初恋相手の秋月馨のことを忘れられずにい…

裏社会を生きる世良葵とパートナーの桜葉司。 ある日、葵の事を『沙羅』と呼ぶ青年が葵の前に現れる。 アクシデントに巻き込まれ葵は記憶を失ってしまう。 司は、このまま葵の記憶が戻…

僕がΩだからみんなに迷惑をかけてしまう。父様や兄弟は皆αなのに、僕だけが出来損ないだった。せめて番が見つかれば……。いや、そんな奇跡など起こるはずが無い。だからせめて、僕はみんな…

２２歳の僕は、恋人のルイと２人で暮らしている。 ルイは推定７０歳。彼女は心臓の機能が低下していて、もうすぐ亡くなってしまうらしい。学生最後の夏休み。僕はバイトも休んで、彼女の側で…

ある日、変な男に姫になれた言われた。ヘンテコ王子の正体は・・・。

夜に出会った、小さな王子様との物語

年に一度の白夜祭。 太陽が沈まないことを皆さん喜びますが、私はその日一日太陽神のお相手をしなければなりません。 なぜって、太陽神が私のことを溺愛しているから太陽が沈まないのですか…

人として大切な何かが欠けている少年と、少年にたくさんのことを好きになってほしい少女。 少年が真実をつかみ、そして想いを伝える過程の物語。

　幼い頃からずっと、自分は他の普通の人とは少し違うという、漠然とした違和感に悩み続けてきました。 　思春期に性に目覚めてからは更にその違和感は加速して、社会を恨んだ事もあります…

8年かけて『イケメンの無駄遣い』な一番優しい彼に0.01まで近づきました。 一途な女の子の高校からの片想いの話です。 登場人物は別小説『残365日のこおり。』第２章に出てくる水…

運命の色は何色か…… 感情の色が視える男子高校生の水篠葵は高校二年の春、唯一色が視えないクラスメイトの星月渚と出会う。 ある雨の日の帰り道。偶然にも帰り道が一緒だと分かった葵…

私、小学四年生の花井香菜（はないかな）と一つ年上の紗菜（さな）は双子と見紛う程で、近所でも評判の美人姉妹だ、だけどその評判の殆どは姉の紗菜のお陰だ。私には誰にも言えない恋の秘密が…

高校からの大親友に恋人が出来た。苦しくて哀しくて、それでも喜んで、諦めて。ねぇ、大親友を想い続ける同志よ。キミはこの先をどう乗り越えるつもりなんだい？

澪は私立のお嬢様学校に通う普通の女子高生。カトリック系のお嬢様校だから友だちは潔癖な子が多いけれど、ひそかに「不良」グループの静音たちに憧れを抱いている。そんな中、親友である芳乃…