「まさか、な……」を含む小説

子猫を膝の上に乗せ撫で、気が付いたら婚約者の心の声が聞こえていた……！ (殿下は、妹が好きなのかしら？私とは、もうダメなのかしら？こんなに好きですのに……) 「え？」 (殿…

　付き合って四年。この秋にプロポーズされた。 　もちろん嬉しくて泣きそうになりながら、はい。よろしくお願いします。 　なんて簡単にOKしてしまっていた。 　「はぁあああ・・・」…

義母からの電話で駆け付けると、自失茫然となった義父の姿があった。 『まさか、儂の事まで……』と呟く義父。 幾度となく『娘を忘れる』義母を笑っていた義父も、『自分の事を忘れられる』…

目覚めると水音がした。シャワーの音だ。様子を見に行くとそこには知らない女がいた。若い女だ。のんきにしてやがる。俺に気が付いたそいつは驚いて声を上げた。俺も取り押さえようとした。だ…

ニーチェに感化された女子小学生、曰く「神は死んだ」と。しかし、世は大スピリチュアル時代。「よし、全員論破だ！」と意気込んでいたところに、まさか天使（仮）が語りかけてくるとは……。

　これは地球ではない、どこかの世界の物語。 　 　平和に暮らしていた青年ライトは突如、住んでいた村を魔物に襲われ全てを失う。 　家族、友人は全て殺され、ただ一人生き残った。 　…

　爽大と日向は高校三年生になる。爽大は日向のことを友だちより少しトクベツだと感じて。 卒業したら、そばにいることが当たり前でなくなる。わかっている。別れが近付いていること。 　だ…

ラブコメライトノベルの金字塔、『もしかして俺の青春ラブコメって間違ってますか？』の主人公になったのは、カノジョいない歴＝年齢の冴えない高校生、一幡葛葉(いちはたくずは)。 「この…

不意に電話のベルが鳴った。携帯ではない。　 みれば岩陰にプッシュホンが一台置いてあった。 ――まさか、命の電話だろうか？　普通こういうものはこちらから電話するんじゃないのか？

ある時、万人に通じる言語で問題は出題された。まさかテストが人類の未来を決定するなんて理不尽すぎるよね？！

よくあるネットブラウザのバーナー広告。 それ、誤ってポチってしまったなんて経験を皆さんもあるんじゃないでしょうか。 まあ、大抵の人はポチってWebページに飛ばされたとしてもすぐに…

私が１０歳の時に天使のようにかわいい、４歳下の新しい弟がやってきた。 「僕が、ヒーローになって、お姉ちゃんを悪い奴から守るんだ！」 １０年後の現在。 弟が悪い奴になっていた。 …

　むかしむかし、竜の王様が納めるとても平和な国がありました。 　しかし、竜王様は大臣と結託した新しい王妃によって殺されてしまいました。 　王妃と大臣は自分たちの間に生まれた赤子を…

せっかく告白してくれた学校一の美女七海を振り、育枝に振られた空哲。 絶対の自信と確証を持って告白しただけにショックはかなり大きいものへとなった。 まさか恋の神様……あんな事を企ん…

小学６年生の夏休み。クラスの当番としてウサギ小屋のウサギのお世話があるけれど、まさか苦手なあの子と一緒になるなんて……。あの子はいつも私に意地悪してきて、本当に迷惑。一体、どうい…

カイン・アルバートは重い病に伏せている妹の為に危険な仕事を主として働いていた。 その日は朝から嫌な予感がしていていた。まさかこんな事になるとは、予想がつくことではなかったが……。…

古尾は片桐の度重なる小さないたずらに危機感を覚え、殺した。現場に残してはまずい痕跡を処置してから、ふと遺体の方を見やると、片桐は自身の血を使って何かを書き遺していた。まさか現実に…

麻巳(あさみ)は、おばあちゃんっ子だった女の子。そのおばあちゃんが中１の時に他界しショックを隠しきれずにいた中、年の変わらない、一人の男の子・玲二(れいじ)と出逢い、キスをされた…

二人の男がテーブルをはさんで対峙し、そのテーブルには一挺の銃が置かれてある。まさか、まさかのきな臭い物語。

【2020年1月24日（金）MF文庫Jより発売！】 双原灯火。幼馴染の妹で、同じ高校に入学してきた後輩でもある。自称・あざとい小悪魔系。自称・温もり大好きスキンシップガチ勢。そ…