「おとぎ話」を含む小説

　人の心を抽出し物質化できる異能者『ココノテ』が跋扈する世界。ココノテが具現化した人の心は『ココノハ』と呼ばれ、貴重な資源として扱われていた。一度取り除かれたココノハは、それを成…

互いに孤独の身となった鬼と少女が出逢い、物語は動き出す。異種族間の絆が織りなす疾風怒濤の和風バトルファンタジー！結末はきっと、皆さんの予想をいい意味で裏切る展開に…。 短編小説…

家族からは虐げられ、家業（魔法障壁の維持と侵入した魔物の退治）をほとんど一人でこなしていた。 壁を壊して入ってきた黄金の狼に誘われ、森へと足を踏み入れる。 森の奥深くには、思いも…

＊*元・掃除屋（対社会の塵）と元・内部職務監査役だった、現・掃除屋（お掃除する人）と内職逑の穏やかな日々だけが続く、子ども・親族・ご近所さんもな、ファンタジックラブコメディー&フ…

【第三章・第二部　完結！】 　東国に位置するスニェークノーチ国は、一年中季節が冬の寒い雪国として知られている。 　三百年ほど前までは『春』という季節も存在していたのだが、現在ま…

ネクタイまで真っ黒なスーツ姿の模範的なな人間、ジア・リンデンバウム。適当でリンデンバウムと対象的なタリス・モーガン。 そんな正反対コンビの微ホラー風味童話系現代ファンタジー。 …

　「ねえ知ってる？　最近でるらしいよ？」 　――吸血鬼――。白皮症、血液嫌い、大妄想持ちの女子高校生、出里若菜は克服しきれない朝の眩惑的騒々しさの中で、親友から今更ながらの情報を…

以前書いた「P.E.N.」の続編です。続編は前編を台無しにしなくてはならない、と勢い込んで書きましたが、縦書きで書いたので横書きにうまく変換できていないかもしれず、その点はご了承…

実在の人物、団体とは一切の関係がありません。

羽毛恐竜の赤ちゃんのミイラ化石 お母さん恐竜と赤ちゃん恐竜の物語 ＊ クロノヒョウさんのお題「天使の化石」で書きました。 期限切れですが（汗）。（ごめんなさい！！） クロノヒ…

八つの相の月が導く、不思議なカフェへと至る扉。 占いとおとぎ話とハーブティで、目まぐるしい日常にひとときの安息を。時にダークで時にお茶目な店主と賑やかな店員達がお待ちしておりま…

　地下にある流刑地で毎日こつこつと真面目に働きながら暮らしている十五歳の少女、ホラーはずっと高い場所にある明るい地上に憧れていた。 　そんなある日、ホラーはおとぎ話で聞いたことが…

妖精ウィリの言い伝えは、この村の誰でも知っています。 結婚前に死んだ娘はウィリという妖精になり、夜の森を舞いおどり、若い男を誘いこんで死ぬまでおどらせ続けるというのです。 ※古典…

あらすじ 　殺伐とした世界でいきていた主人公の雪奈(せつな)はその生涯を終える。 目が覚めた時にいた場所はおとぎ話の中の世界だと思っていた多種多様な種族が住む剣と魔法の惑星だった…

アフリカのある南の国の森の奥に住む一人の魔法使いが、薬を売りに立ち寄った街でお菓子屋さんの娘に恋をしたお話。

西暦20XX年、人類はおとぎ話の中の存在と思われていた、異界”深度零”の発見に至った。 深度零からもたらされたものは、異界に充満する無尽蔵のエネルギーと、そのエネルギーに依る異物…

今から12年前、突如として世界中にダンジョンが現れた、 ダンジョンが現れるのは必ず人が密集している地域で在った、 大国は直ぐに軍をダンジョンに送り調査をさせ、 ダンジョンの中には…

＜ご注意： 車好きな方向けの内容です。ご注意くださいませ＞ ＜ご注意： 浅い知識で書いております。予めご了承ください＞ 平日の深夜。 闇夜を切り裂くエキゾーストノート、そして赤…

「運よく火事から生き残ったんだ。せっかくだし、お前が一匹で生きていけるくらいになるまでは、面倒をみてやろう」 「それじゃあ、お母さんだ！」 大火事から生き残った竜を、鳥は育てる…