「逢いたい」を含む小説

　葉月海(ハズキ カイ)と陸(リク)は１才違いの兄弟。海はサッカークラブのジュニアユースチームで10番をつけ、将来を有望視され、自分もプロサッカー選手になる夢を信じていたがユース…

2023年、夏。 幼なじみの穂波と息吹。高校最後の夏休み、僕らは「君」に会うためにあの地に帰る。 この夏が永遠に続くと思っていた。 君だけはずっと僕らの側に居てくれると思っていた…

「私」は、「彼」の声を聴いた。何度も何度も聴いた。でも、彼は、私を迎えに来てはくれなかった……。だから、私は、彼の元へ逝こうとしたのに……、私は、夜に堕ちてゆくだけ……。

アパレル店員の松山アズミは、片思い中の池田に「新しい彼氏が出来るまで会わない」と言って、見込みの無い恋を手放した。 そんな中、思い出すのは池田の店で出会った彼の友人の言葉だった。…

刹那、二人の少女の思いが交錯する。

　ごく一般的な普通の家族を持っている「私」は、いつもの医者が勧めてくる「ドナー登録」について詳しい説明を求めました。彼は家族の為だけでなく、広く社会の為に役に立つ生き方だと思い、…

【第一部完・第二部準備中】 嵐がやってきて海辺にＵＦＯが落ちたつぎの日、いつもと違う町のなか辿りついた古書店で小鳥遊幸子は恋をした。 空っぽの住宅街、 シャッターのおりた商…

お盆に帰省したら毎日行くところがある。近所の山にある丘だ。 そこには幽霊さんがいる。私はその人が好き。いつまでもいつまでも、夏は彼との時間が続くと思っていた。

　大雪に見舞われたクリマスの夜、織田は瀕死の少年に出会った。少年は織田に問うた。「あなたは天使？　それとも死神？」織田は答えた。「俺は…死神だ」少年は微笑み織田に言った。「よかっ…

忘れた頃に増えていく、一次創作やTRPGのキャラクターなどの繋がりの少ない短編集です。気が向いたらキャラクターごとに章分けしたりキャラ説明とか入れたりする かもしれません。

シャーペンは禁止、鉛筆でノートを取るように、という、よくある謎のルールになんとなくしたがって生きていたわたしの隣で、坂本藍ちゃんは色鉛筆でノートを取っていた。

七夕の日、水害があった。 多くの人が犠牲になり、多くの人が「遺族」と呼ばれるようになった。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 夕日ゆうや様の自主企画 『七夕関連の自主企…

時が戻せるなら戻りますか？逢いたい人はいますか？

１年に一回なんて切ないけど せめて七夕くらいはさ 君に逢いに行きたいな

生命保険会社の法人営業部、セールスパーソンの私は、魔法少女ミスティシャーベットに恋をしていた。 逢いたくて逢いたくて。 わざと危険に飛び込めば、必ず彼女が助けにやってくる。 だか…

『チートもスキルも、特別な力はなにもいらない、ただもう一度初恋だった彼に逢いたい！』 　 　神様に一つだけ願いを叶えて貰えることになった優里亜(ユリア)は願った。 　好きだと伝…

盲目の主人公大介が、たった一つの望みを叶えるために選んだ道

日本情緒溢れる観光地、神織市には《逢わせの神様》の言い伝えがあります。 曰く、この町のどこかには《逢わせの神様》がやっているお店がある。 曰く、そのお店に立ち寄れるのは何らか…