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まずこの作品が「カクヨム甲子園」応募作ということに驚きます。ある日出逢った幽霊に恋をしたことから始まる少し不思議な物語。とても丁寧な文体で、読みやすく、大切なものを労わるような優しさを随所に感じます。設定に深みがあり、細かい部分まで視点が行き届いています。それが作品にリアリティを与え、惹き込まれます。カクヨム甲子園に相応しい一途さも魅力です。切ないけれど、心温まるお話。ぜひ読んでみてください。
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