「短編ミステリ―」を含む小説

――やめてくれ！　殺さないでくれ！！！！ それが、俺の聞いた、親友の最後の言葉だった。 ＊あまりにもオチがわかりにくいと思ったので少し修正しました(9/1) ＊それでもなお…

　甲子園球場には魔物が棲むという。 　そしてこのグラウンドには── 「地縛霊がいますね」 「は？」 　ヒデキな整骨院〈ぎゃらん堂〉を舞台にしたミステリ短編シリーズ、第三弾。 　…

新米執事の俺は客室を清掃しようとモップを肩に担いで扉を開く。 扉の向こうにはスライムの死体があった。 スライム殺しの犯人として疑われたのは、まさかの俺！？

　イギリスのとある下町。ケチンボー伯爵の邸宅で働くメイド長が毒殺された。 　偶然にも居合わせた探偵『脳天気ホームズ』ことダルクは捜査を進めるが、しかし関係者がまたクセのある人達揃…

突然亡くなったクラスのムードメーカの真相。なんで君は―― ※一部【自殺表現】に触れている部分がありますご注意ください。

新聞印刷には、事件はつきもの。新聞部は今日も動きだそうとしていたのだが……部室には新聞部員・三鷹の死体があった。無事解決し、新聞印刷できるのか！？

〈読者への挑戦〉が差し込まれる本格ミステリです。 『運命の赤い糸』の元になったギリシア神話を推理小説仕立てにした作品。恋人の二人、アリアドネとテセウス青年が、半牛半人の怪物ミノ…

陰鬱としたある梅雨の日、市内の広告代理店に勤める男性、森下啓太の死体が発見された。遺体には包丁で刺された傷跡が複数残っていた。 なぜ、無惨にも森下は殺害されたのか。どうやらその…

クロノヒョウさんの企画「2000文字以内でお題に挑戦！」参加作品 お題「夏に置いてきた写真」

「人魚って白身か赤身、どっちかな？」 「は？」 　相変わらず怪しい事を言う常連患者に頭を抱えつつ、今日も柔道整復師のオレは様々な痛みを抱えた人達に向き合う。新しく増えた仲間と共に…

五井クロナはかわいくて、かしこくて、ちょっぴり影のある女子高生探偵。そんな彼女にわたしはいつも振り回されるんだ。 （正確にはミステリじゃない気がしますが、元ネタがミステリなの…

我が校の文芸部は、文化祭で合同誌を出すことになった。 ぼくはミステリを書くことに。 さて、どんなミステリがいいだろう。 それをこれから考えることにする。

　オレは小さな整骨院を経営している〈柔道整復師〉──ある日常連の患者が唐突に訊いてきた。 「ろくろ首って骨と筋肉、どっちが伸びるの？」 　いや知らんわ。 　色んな人がやって来て…

「殺人事件の容疑者に有名人の名前が挙がったので、マスコミに漏れる前に本当に犯人かどうかを推理してほしい」 そんな厄介な依頼が、警察から探偵の下に持ち込まれる。 しかも、その有名人…

小石川のマンションで女性の遺体が見つかった。警察は不倫関係にあった有名弁護士を容疑者と見るが、彼には完璧なアリバイがあった。捜査本部は容疑者リストから外したものの、一人のある刑事…

花屋の男は、客の女に恋をしていた。シキミの香りを好む女には、男が知らない秘密があった。

見ての通りショートショート。過去作駄作 二人の超能力者のおはなし

全寮制の学園で、オカルト部に所属している先輩と俺の話。 短編集になります。 大体、プロローグ的なところで終わります。 全9話、月曜・水曜・金曜の午後7時に公開していく予定です。…

暗く寂しい繁華街の裏道。そこにひときわ妖しいネオンを灯した酒場がある。 迷い人が訪れるその店の名は――『mojinsya』。 髭を蓄えた大柄な店主と人形のような愛らしい少女が待ち…

自称高校生探偵の私は、他クラスの美恵から探偵への依頼とは名ばかりの、恋愛相談を持ちかけられた。仕方なしにその依頼を受けるが……？