「水晶」を含む小説

ハルトエイミス選帝侯家の娘アズラエルは皇太子ウォルターに婚約破棄され、牢に閉じ込められた。建国祭での魔法使用を拒否したという理由からだった。断罪は奇しくも水晶の月九日、ハルトエイ…

日の入りから三時間しか営業していない幻の料理亭、心和亭。 心の病んでしまった人たちがなぜかよく訪れるここでオーナー兼料理長兼スタッフの水晶蓮華はそんなお客さんに「店長おすすめメニ…

アマンドは大殺界に入っていることを、占星術仲間のクーカサス諸見地の指摘により知る。 この世に嫌気がさしたアマンドは、異世界をすべて、コントロールしたいと考える。 だが、異世界には…

アリシアには、自分のものを何でも欲しがる二つ下の妹フェリシアがいた。 誕生日のプレゼントもドレスも婚約者さえ奪われていく。 ついに、心血を注いで育てた、”水晶の華”までも奪われた…

魔法の中でも臆病者と言われている召喚魔法師を目指す主人公──天良寺 才は召喚魔法師専門の高等学校への入学時に召喚魔法を使うと警報がなってしまった。 その警報は星一つを壊す可能性…

異世界で勇者となって人々を救う、そんな実現しそうにない夢を抱いていた俺。 気になるWeb小説をスマホで読みながら歩いていたら頭に鉄骨が落ちて死んでしまった。 何故か意識を取り戻す…

"桃水晶の瞳の伝承" オシラン帝国に古くから伝わる伝承がある。 千年前、袂を分かった二つの人間がいた。 一つは神々と共に天空の島へ昇り、精霊族となった。 一つは地上へ残り、自身…

女帝、天神照（あまがみてる）が支配する帝国…… ２７歳の世那は祖父との２人暮らし。決して豊かではない。 ある日、新入社員のレンに告白されて胸を熱くする世那。 そうして初デートの…

　玉胎晶精《ターシュ・ラヒム》は、地上に数多いる魔性《イブリス》の種族の中でももっともか弱い小魔《ペリ》のひとつ。 　いっぽうで、もっとも美しい種のひとつでもある。 　玉胎晶精《…

＜あらすじ＞ 架空の国・干支国（かんしこく）の西の谷間にある、陽寿族（ようじゅぞく）の村の器量良しの娘・サチナは村の特産品の油の管理を取仕切るしっかり者。人当たりも良くやさしい彼…

かつて芸術でその名を馳せた由瀨王国は、王政が廃止され由瀨となり、近代化政策が進められていた。芸術家たちは芸術を続けることが困難になり、多くの芸術学校が廃校となった。 たった一つを…

【第8幕（第2片：開幕編）まで公開中】 ※クリックで各パラグラフへ移動できるように修正しました。 ●前回までのあらすじ 　復活した魔王を討伐するため、勇者の末裔である十四歳の…

　小さな村で孤児として育てられた少年ケントは、教会の地下で神様に神剣で刺され、水晶に封印されていた悪魔と出会いました。 　幼馴染みである二人の少女がレイスに取り付かれ、命を奪われ…

前作、『男装して！今日も皇室の秘密を守ります』の主人公月涼が、舞台を青華国へと移してからの物語です。前作の事を掘り下げながら物語は、青華国に嫁いだ妃たちを中心に進みます。 今回も…

人間と様々な異人が混在する不思議な世界。 そんな世界の中で生きる人間、エウヘルピアは仲間たちとの平穏な 暮らしを求め、異形の街サンザムームへとやって来た。 異形の街とその住人た…

　地球は―私と師匠と幼馴染を残して水晶化しちまった… 　 　私ことショウは中学生の少女。幼馴染で病弱で虐められっ子のスイを守るため、日々喧嘩に明け暮れる。 　ある日、喧嘩をした後…

時は戦争中、新兵として戦場に赴かんとしていたクレルは、とある部隊へと入れられた。 そこでは、部隊員各自に1つずつ水晶のようなものが配られる。 意味もわからずに持ち帰ると次の日には…

主人公ラウラは、姉と一緒に入江のある湖に行き、水晶質のきれいな石を見つけた。そのうち笛のような音が鳴り始め、入江から人々が去っていく。 ラウラはその音を聞いて、笛が「泣いている」…

それは、平安時代中期、京の都から離れた貧しい村に住んでいた男童と金髪碧眼の不思議な女性のやり取りを描いたちょっとした昔話。 その夜は、海に月が無く星々が輝く空を映した美しい夜だっ…

　今度の競売で、伝説の秘宝スフィアが競りに出される。 　競売されるのは悪徳商人の館。秘宝を奪取するためには、そこに潜入する必要がある。 　スフィアを無傷で手に入れるには、異国の戦…