「星に願いを」を含む小説

ボクたち〈スナイパー〉は星を愛し、星を撃ち、星を想って死んでいく。それ以外の生き方も、それ以上の幸せも知らなかった。 でもボクは今、人を想って手紙を書いている。 『星を墜とすボ…

ある寒い冬の日、夜の川縁に、冷たい息を吐きながら、女の子が一人座っていました。 思いつめた顔で川面を見つめる女の子が聞いた、不思議な音色―― 「カンキロコロリン、カンキロコロン…

不治の難病に罹患したジョー。延命のために提示されたのは義体化と電脳化だった。 高度に発達した科学が命を救い、娯楽を供し、未来を推論し、ヒトのあり方を変えてゆく。 予言機械が告げる…

とある科学館にあるプラネタリウムに入り込んだ男性と、 星座の解説のバイトをしている大学生、天文部の女性 傾き続ける星座のように、刻々と時間は無くなっていく。 流れる星に願…

　七夕にまつわる都市伝説がある。 　いわく、〝黒い短冊に願い事を書いて笹の葉に飾ると、その魂と引き換えに悪魔が願いを叶えてくれる〟―― 　とある欲望を抱いた少年・風倉和機はそん…

他人の願い事ウォッチングが趣味の私は、 大学の七夕祭の笹飾りを見に来ていた。 みんな、いろいろな願い事を書いている。 しかし、七夕には本来、何を願うのが正しいのだろうか。

特別な夜に空を見上げる男女のお話。

七夕にも会えないだなんて、私たちの関係は織姫と彦星かな？ ――なんて、バカにされるから絶対言わないけど。 東雲の妄想癖が暴走した結果生まれたモノ。 ただの妄想であって、現実…

TRPG自粛期間の鬱憤を晴らす為のネタ置き場です。専門知識がないから一笑に付されても何も言えない

願いごとって、こうやってかなうんのかもしれない。 意外にそんなものなのかも。

何でも願い事が叶えられるなら何を願いますか？ 私は初恋の人と近況を話し合って、またね、と叶うはずのない約束をして互いに変わらない想いを胸に抱いたまま別れたいです。

夜空のお星さま。 　夜空に、たくさんのお星さまが、きれいに金色に輝いていました。 　ある日、何の個性もない通行人の女の子Ｂが、流れ星に願い事をしました。 「お星さま！　どうか私を…

星ふる夜のボーイ・ミーツ・ガールのひとコマ。 作中の曲（When You Wish Upon A Star）は、ディズニー映画の主題歌や色々な人が歌っている 曲です。 ※この…

「なぁ、人類ってどうしていなくなったんだっけ」 ヒトのいなくなった世界で、何億世代もかけて塔を作り続ける自律機械の虫たちの物語です。

アラフォー女子の足立 遥(はるか)。今夜も終バスに揺られて帰宅中。いつもなら脇目も振らず仕事の事ばかり考えている彼女だが、今夜はどこか虚ろな表情で、なにやらぶつぶつひとりごとの真…

仙台の定禅寺通りの欅並木も葉が茂り始めた５月の深夜。愛犬シーズーのシーと近所のセブンイレブンまで買い物に行くと、ある美しい少女と出会いました。しかし少女はどこかさみしげだったので…

【誕生花シリーズ　153】 今日の誕生花をモチーフにした、3分で読めるお話です。 練習のため拙いことにはご容赦くださいまし。