「掌編 家族」を含む小説

私の二十一歳の誕生日。今日は家族で祝ってもらえる。いくつになっても、誕生日は特別で、楽しみだった。

舅の葬儀が済んだ後、遅れてやって来た弔問客と相対した私が察したこと。

【掌編】 海外出張から帰ってきたパパの誕生日プレゼントは、素敵なドールハウス。 その『おうち』にある秘密に、家族は誰も気づかなかった。 KAC2021『おうち時間』参加作品です…

未来の世界で、少年が母親に向かって問いかける「家族」の意味。 その答えは――。

旦那と息子の三人暮らしをしている「私」。 女性のやるせない気持ちをリアルに綴った掌編小説。

【掌編】 ひとつ屋根の下に住んでいる家族なのに、すれ違い、朝の挨拶が伝えられない事情がある。 でも、お互いを想いやる気持ちがあれば、決して絆は失われないと信じてる。 だってテ…

「それ」探しの旅を終えて、「私」は母国である冬の国に帰ってきた。1年中、雪が降り続ける国。そこには「私」の家があり、家族がいる。「それ」は見つからなかったけれど、「私」は「幸せ」…

老人施設に入所しているトウコの、だれも知らない秘密。 「カクヨムWeb小説短編賞2020」中間選考突破作品。

　家族旅行中に宇宙嵐に遭い、限界集落に不時着した宇宙人家族のお話です。語り手は山の分校に通う、三年生の少年。宇宙人の子供と、机を並べることになります。 　さて、どうなりますこと…

自室から出て来た娘が、キッチンに居る私の様子を見て、悲鳴を喚げた。 ピラフ。 本来は、炒めた米と魚介や肉等の具材を、スープで炊く料理であり、炊かれた米を具材と炒めた物はピラフと…

ピアノを弾く僕と、母の物語。

そわそわと落ち着くことなく、其の時間を待つ。 待ち合わせの時刻はまだまだ先だと、壁に掛かっている時計はゆっくりと時を刻んでいる。

大学を卒業して早四年、新人の頃から世話になった会社を離れることになった男。 その次が決まっているわけでもなく、両親を頼りに実家へ帰ることに。しばらく充電期間として、懐かしい家族団…

一日一つ。掌編を更新していきます。 少し不思議なショートショート集です。 以下いくつかの話のあらすじ 『ヤドリメ』 　ある日、へそから芽が出ていることに気づく。その芽が自分に気…

週末の小さな公園。辺りには何人も子供たちが遊んでいる。 目の前を走っていた小さなオンナのコが転んで泣き出した。 「わ～ん！」 泣き出すオンナのコを気にする子供は誰もいない。

みずから悟った死期をかたわらに生きる従兄の日々は穏やかにすぎていき、ゆっくり時間を止めていった。

掌編小説

※彼女と女の子は別人です 男性の一人称です。 お題:幸福の条件

良い土地。飢える家族と同胞を養うに足る土地。 ようやく見つけたがそこを手に入れるには戦うしか無い。 一度は負けたが、次こそは……。