「白」を含む小説

ゆっくりと白い煙が細長い煙突からゆらゆら上がり空の中へと溶け込んでいる。わたくしは少し先にある墓地を見下ろしていました。今こうして空に溶け、きっと見下ろしているであろうあなたの心…

嫁と姑がなんか戦う話です。「毎日ご飯作るのって大変だよね」という気持ちを込めて書きました。

天界にたったひとりだけ、黒い天使がいました。 魔界にも、たったひとりだけ、白い天使がいました。 二人がどのようにして生まれたのか、誰もわかりませんでした。 そしてある日、はみだし…

日本古代史の継体天皇のところはよくわからない。 実際はこうだったのかもしれない、と考えてみた。 実際はこうだったと主張するつもりはない。ひとつの可能性をのべただけだ。

冴えない40歳の窓際刑事が都内某所で起きた殺人事件の操作にあたる事になる｡不自然な程綺麗な遺体､辺り一面証拠の1つすらない完全犯罪。この事件に挑み解決する事は出来るのか

　三河湾に位置する白座島へと、突如シルエット・ウォーカーと呼ばれる謎の人型ロボットが上陸。この事態に長塔火刀博士は御津湖から発掘したマグネチェンジロボット”ビットカイザー”を投入…

閻魔様は怒っていました。 ここは冥界、死んだ者が訪れる場所。 そんな場所にサンタなんてやってこないし、クリスマスなんてキリスト教のお祭りはないのですから。 なのに”クリスマス”…

ある日の帰り道、タケルがふと公園の隅にひっそりと置かれてあったダンボールに気づき中を見ると、そこにはそれはそれは可愛い白いウサギが捨てられていました。そのウサギのネームプレートに…

【第１１回ネット小説大賞 一次審査通過作品】 この春高校三年になった俺は、満開の桜を楽しむため、いつもより早めに学校へ登校した。 案の定学校には早く到着し過ぎたが、学校の桜を独…

日常で感じる些細な思いを取りこぼさないように、詩というよりは備忘録。

優しいイベリスと気の強いゼラニウム。イベリスが亡くなるとその存在の大きさに気付かされるゼラ。見果てぬ空に願いを重ねて時を想う。ゼラの命が枯れる前にある一匹の蝶々がゼラのもとに舞い…

汚れの無い無機質な白の壁に囲まれ、また、天井の隅には威圧的な監視カメラぶら下がり、くたびれた僕達を軽蔑するように覗いていた。あの球体のカメラの奥では、調査員か誰かがモニタリングし…

北の辺境のお屋敷には 風変わりで偏屈で気難しい魔法使いと 白ウサギの執事と 珍しい銀色の髪と妖精や妖霊が見えてしまう空色の瞳をしたアリスという名の笑わないメイドが…

~注意~ ・異世界転移ものです ・スキルやステータス、レベルといった概念は登場しません。 純粋なファンタジー世界を冒険するお話になります。 ・主人公たちは特殊なチートスキ…

二度の世界大戦を二回とも勝ち得た常勝不敗の帝国、日本。 最終の、本当に最後の切り札まで持ち出してようやく掴んだ辛勝であったが、なぜ日本が勝てたのか、その勝利の要因として数えられ…

どこにでもいるOLのイトウさん。 駅で歩く白杖を持った男性に親切で声を掛けるが…？ お人好しだと思われても、自己満足でも、誰かが見ていなくても、 いい人であろうとする人は素敵だと…

ただなんとなく今がそれなりに楽しければいい。将来の事なんてわからない。 本音を言った事もない。でもそれはどこにでもある『普通』に違いない。 井坂カエデはそう自分に言い聞かせていた…

　御世は一条。生まれつき白い髪を持ち、その姿から白絹姫（しらぎぬひめ）と呼ばれている橘晶子（たちばなのしょうこ）。しかし、日々「あやかし」や「化けもの」の噂が付いてまわっていた。…

雛、蝶、蜜、花と続いて番外編の露を描きました。 蝴蝶:読み方はフーティエ。とある蝶が身請られ次の蝶になった元雛。あれから大人びた性格になり、白鈴(パイリン)とよく似た喋り方をす…

学生時代は勉強、スポーツ、芸術……何をやらせても物覚えが悪くその集団の中のビリ。ラノベ新人賞落選作品数に関しては前人未到、孤独な道を歩み続ける。ラノベ新人賞落選界の白鵬の境地に達…