「昔 短編」を含む小説

引っ越しの荷造り最中、昔教室で描いた1枚の水彩絵を見つけた。 高校の頃、それを描画するまでの先輩との会話を思い出すのだった。

「聖女っているだろ？　実は昔、俺と結婚の約束してたんだぜ？」「何それー。嘘ばっかー」「ホントだって。まあ今はお前が一番だけどな」 …………………… 「……クロノ。誰？　その女…

昔、昔のお話です。 この地には小さな国が在りました。 しかし幾年も続いた激しい戦の成れの果て、もはや民も王も、城の名残も見当たりませぬ。 これは、数十年の後にその城跡を訪ね…

日本のある地方――全国一の巨大湖と共生する人々は、滑りの良い木枠の中で「おはじき」のように駒を指で弾き、くり抜かれた四隅の穴に入れるゲームを愛好していた。 『カロム』。遠い昔に…

昔書いた話です。

昔、世界には色があったらしい。そんなことどうでもいいけれど、お腹が空いた。

正太郎の住む町に、旅の枕返しがやってきた。 ヤッタくんやけんちゃんのうちにもやってきたけれど、正太郎のところにはまだやってこない…… 枕を返す行為は、昔は不吉といわれていたそう…

その昔、95年～98年くらいに書いたフンイキ短編。 ナマモノ二次と言えばそうだし、固有名詞を入れなければ想像はご自由に、というもの。

昔々、ある村の辺に、「幸運の水たまり」がありました。

初めての投稿になります。 短編を前編と後編での投稿です。 昔から、勇者が世界を救った後って、本当に平和な世界なのかって疑問でした。 それを、自己解釈した結果です。

　沢渡健吾（さわたりけんご）は独り身の大学2年生。彼が大晦日の夜、スマホをいじっていたところ、 　不思議な通知が来ていたことに気が付く。 【溝口彩 　電話番号で友だち追加されま…

神の似姿である彫像を作ることを生業としていた石工は、ある日、他愛もない、農夫の娘に恋をした。だが、彼女は、神への供物として、山に捧げられてしまう。彼は娘を取り返すため、霊峰への登…

ある日、俺は家に帰るとポストに宛名の書いてない封筒を見つける。開けてみると、そこには男が首から出血して絶命している写真が入っていた。その写真を同じ高校に通う写真部部長に見せると、…

※近況ノートを利用した表紙画↓ https://kakuyomu.jp/users/HiranakaNagon/news/16817330665930174054 　実際に起き…

おばあさんが昔を思い出しているお話。

シリーズ化する予定のない単発の小説をぶち込んでいます。 『青春の追想』……昔書いた短編を大幅に書き直したものです。

ある夏の日、青年が故郷の田舎町へと帰ってくる。 そこで、昔一時を過ごした少女と再会する。 共に過ごす時間、少女は青年への秘めたる思いを伝えるべく、ある決断をする…… 一人の少…

性癖：オッパイ 昔、書いた物を発掘。 3500文字ほどの学園コメディです。 ちょうど良い企画があったので参加します。 どうぞよろしくお願いいたします。

グリム童話の一つである『ラプンツェル』 一人の娘が塔に幽閉され、最後はめでたしめでたしを迎えた御伽噺。その裏側に潜むもう一つの物語 ※昔応募した作品のアイデアをもとに、今回新たに…

昔から作曲が趣味で歌詞を書いたり、歌を元に小説を書いたりもしました。 色々あって作曲から離れていましたが、久し振りに新しい曲を形にしようと思い立ち、詩集として載せることにしました…