「#赤」を含む小説

高梁国の暗殺組織〈赤釵〉に属していた道士の夜静は、部下が自殺したことによって自分の在り方に疑問を抱き、〈赤釵〉から抜けようと決意する。脱退したことで身体は不自由になるが、余生は旅…

【ただいま執筆を中断しています。申し訳ございません】 彼女の大切な詩――それは彼女と母親だけの思い出の本の一節…。なのになぜ赤の他人の俺が知っているのか。本など縁がなかった俺が…

　ある街でまことしやかにささやかれている噂がある。「#259」に電話をかけると、殺し屋が来てくれる――。 　赤座美紗は保護者説明会の時に下田志恵から、自身が運営する料理教室への参…

とうとう始まってしまったです！ 短編です！ エルフの民族大移動です！ ダメ人間です！ 異世界ファンタジーではありません！ 現世界のファンタジーです！

海、空、風、白、青、赤、黒 天使、アナタ ワタシはすべて

―人間は愚かだ。 なぜかと言えば現実を見ればいいと思う。 私の前で起こっていることを。 「ディエラ、お前との婚約を破棄する！そして代わりにジゼル男爵令嬢と婚約を宣言する！許し…

■あらすじ ほんの少し薬草に詳しい新米青年武官は、突如として武官長に呼び出され、文官への転身を命じられる。 言われるがまま文官「檳榔」として訪れた場所は、誰も訪れることのない巨大…

目覚めるとそこは 未知の植生に囲まれた森の中 光る苔やキノコ、紫色や茶色、赤や黄色といった植物や木々の数々 元いた世界からの突然の変化に戸惑いながら 生きるために動き始める…

職業は魔術師。名は緋毬<ひまり>、家名はない。そんな彼女はある役職に付いている。国が定めた7色の魔塔の中にある赤の主。人々は塔主を『紅蓮の魔術師』と呼んだ。 魔術師の最高峰とも言…

赤ペンキをぶちまけたような夕暮れのなかを、一人の男がフラフラと歩いていた。すると突然、後ろから『パン』と拍手のような音が聞こえてきて―― 「青リンゴ、青リンゴです。青リンゴ。道…

異世界転生したら桃太郎でした。桃太郎が転生者知識を持っていたらどうなるかという話ではありません。いかんせん童話の世界では大して知識は役に立ちません。しかし転生した影響かなにか、そ…

※9月2日　第一章を修正しました！　修正前にお読みいただいていた方にもぜひご覧いただきたいです！ 毎週金曜日午後9時ごろ更新！ ・転移、転生要素なし ・ゲーム的要素なし ・第…

高校を卒業してすぐ、急逝した祖母の喫茶店を継いだ萌香(もか)。 気合いだけは十分だったが現実はそう甘くない。 奮闘すれど客足は遠のくばかりで毎日が空回り。 そんなある日突然現れた…

KAC20237　最終回お題「いいわけ」　投稿作品です。 短編ですのであらすじはありません。 ７７７文字の本編で出てくる「いいわけ」の他、７７文字の隠し文章では「いいわけ〇」も…

　中学校のマーチングバンド部で挫折を経験した菜々（なな）。その菜々が、わたしのいる高校マーチングバンド部に入部した。しかも、パートは、菜々にとっては未経験のトランペットだという。…

高校二年の夏、中西冬華は恋をした。それは身を焦がすほどの恋。でもその恋は実らなかった。それどころか、冬華のその恋は自らの身を滅ぼすことに。 あまりの哀しみゆえに。あまりの辛さゆえ…

放射線耐性を持つ《シビル族》の末裔ガロン。彼は惑星パーミルの片隅の赤錆びた砂鉄の街に生まれた。 住人達は〝クラック〟と呼ばれる恒星のフレア活動に怯えながら生活していた。ガロンは降…

見えない・聞こえない・話せない少女が感じる景色――。 本作は『小説家になろう』様にも掲載しております。

人間世界と隣合うように存在する妖怪世界。 ある真夜中、赤鬼と一緒に酒盛りをしていた大入道。話の中で赤鬼が自分が大入道よりも強いと言い始めた。 それに眉間に皺を寄せる大入道。赤鬼は…